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18 . September
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30 . November
 中日の中村紀洋内野手(34)は29日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、600万円から4400万増の5000万円で一発サイン。8倍以上の大幅アップを勝ち取った中村紀は「ことしはルーキー。来年を勝負の年にしたい」と男の誓いを立てていた。

 つらく苦しい一年が報われた。目の前に提示された金額には不満のかけらもない。600万から4400万円増の5000万円。驚異の大幅アップに、中村紀の顔に“満願の笑み”が広がった。
 「納得です。契約していただけただけでありがたいのに…」。今季130試合に出場し、打率・293、20本塁打。79打点をマークした。チームを53年ぶりの日本一に導き、日本シリーズではMVPにも輝いた。その活躍ぶりをきっちりと評価してもらった。

 昨オフの苦い記憶がよみがえる。オリックスとの契約交渉が泥沼闘争となり、自由契約という屈辱にさらされてテスト生で中日の門をたたく。育成選手から支配下選手に駆け上がった末、大幅増の年俸をゲットした。
 「大変でした。去年のことは思い出したくもない。とにかく恩返ししたい気持ちもあって…。日本一でいい恩返しができた。来年は税金の方も楽になります!」

 報道陣の笑いを誘った中村紀。これまで豪快野球育ち。だが、中日では野球の基本である1球、1点の大事さを学ぶ。育成、若手の選手には『やればできる』というお手本をも示した。

 現在も腰痛の不安を抱えており、来季への備えも口にした。
 「来月、ハワイへのV旅行がある。腰のためには暖かいところがいいのでそこで始動したい。ことしは中日ではルーキー。来年が勝負の年。今季以上の成績を残したい」
 男の誓いを立てた。背番号も「99」を変えるつもりはない。ノリが原点に立ち戻って新たな戦いをスタートさせる。

(デイリースポーツ)
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27 . September
<巨人8-4中日>◇26日◇東京ドーム
 中日中村紀が先制タイムリーを放った。初回無死一、三塁で巨人先発高橋尚の140キロ直球を左前に運んだ。これでプロ野球史上95人目の通算1500安打も達成。中村紀は「気持ちで打ちました。負けられないんで」と話した

(日刊スポーツ)
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