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19 . September
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01 . July
 セ・リーグは首位の阪神が6月終了時点で、2位・中日に6.5ゲーム差をつけて独走している。今季の阪神は先発が32勝16敗と、先発陣が安定してきたことが好調につながっているのだが、もちろん「JFK」の存在も忘れてはならない。

 ジェフ・ウィリアムス、藤川球児、久保田智之で構成される「JFK」。3人の防御率は2.27で、今季も相手チームにとって脅威になっている。そして、救援陣全体の防御率は2.46と、両リーグでもっとも安定した成績を残している。

「JFK」が注目されたのは、岡田阪神が優勝を遂げた2005年から。阪神の勝利パターンを確立し、日本を代表する救援陣となった。そんな「JFK」をもっとも得意とする打者は誰なのか?

<対「JFK」の打率3割以上一覧>
※05年以降、ことしの6月30日までで20打席以上。

1位 新井貴浩 広島 .375(1) (広島時代の成績として) 
1位 清水隆行 巨人 .375(1)
3位 森笠繁  広島 .368(0)
4位 前田智徳 広島 .333(1)
5位 金城龍彦 横浜 .326(1)
6位 相川亮二 横浜 .316(0)
7位 中村紀洋 中日 .308(0)
8位 石井琢朗 横浜 .302(0)
9位 井上一樹 中日 .300(1)  (カッコは本塁打)

 打率の1位は、阪神へ移籍した新井と巨人の清水。昨秋、阪神が新井を獲得したのは、「JFK」をもっとも打っているから!? そう考えると、なにやら裏話でも分かったようで楽しい。

 巨人の清水は、藤川から1本塁打を含む9打数4安打。打率4割4分4厘の“藤川キラー”だ。そして、イニングの先頭では対「JFK」で5打数3安打1四球と高い出塁率を残しているので、原監督は阪神戦では清水を代打の切り札として使うと効果的だろう。

 阪神を追いかける中日では、中村紀が「JFK」をもっとも得意としている。特に中日に移籍した昨季からは、22打数8安打で打率3割6分4厘と良く打っている。さらに中村は、久保田から10打数4安打を放っている“久保田キラー”でもある。

「JFK」のチーム別防御率では、中日戦の2.56がもっとも悪い。中日は四球を多く選んでいて、出塁率はセ・リーグでトップである。1打者当たりの平均球数も中日がもっとも多く、「JFK」を崩すには、球数を投げさせることがヒントになるかもしれない。

 後半戦では、勝敗の大きなカギを握る「JFK」に対し、各球団がどのように対策を練って、いつ得意とする選手を起用するのかという点にも注目したい。
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