米大リーグ、ナショナルズは19日現在(現地時間)、ナショナルリーグ東地区4位に低迷しているが、日本人選手の獲得でチーム改革を図る考えであることが分かった。
ワシントン地元紙『ワシントン・ポスト』は18日、ナショナルズが球団副社長のマイク・リッゾ氏とベテランスカウトのビル・シンガー氏を日本へ派遣していた事実を紹介。リッゾ氏が 「(日本との)関係を築いている段階だ。今後、選手の情報を集めてデータベースに蓄積するつもり」と日本人選手の獲得に本腰を入れている様子を伝えた。また同紙は福留孝介外野手の名前を挙げ、中日ドラゴンズがプレーオフに出場した際には視察する意向である事を報じている。
ナショナルズは2005年に本拠地をワシントンDCに移し、移転初年度は勝率5割をマークしたものの、昨季は71勝91敗、今季もここまで68勝83敗と大きく負け越している。今季、同じナ・リーグのパイレーツが桑田真澄投手を獲得したように、来季はナショナルズも日本に活路を見いだす構えのようだ。
(スポーツナビ)
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