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19 . September
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10 . November
◆KONAMI CUP アジアシリーズ2007第2日 ▽予選リーグ 統一2-4中日(9日、東京ドーム)

 中日が冷や汗の初勝利を飾った。2回に統一(台湾)に先行される苦しい展開だったが、荒木が3安打の猛打賞、井端が全得点を叩き出す4打点と日本一の1、2番コンビの活躍で何とか勝ち越し。最後は守護神・岩瀬を投入し、辛くも逃げ切った。10日は中日が中国選抜、SKが統一と対戦。中日とSKが勝てば、両チームが決勝に進む。中日と統一が勝った場合、大会規定で順位が決まる。

 薄氷を踏む勝利だった。しぶとく粘り強く、落合竜が国際舞台で初勝利を飾った。「何かホッとしてる。こういう舞台で1つ勝つのは大変ですね」勝利監督インタビューで、落合監督は安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 自慢の1、2番コンビがかき回した。まずは3回だ。1死二塁から荒木が遊撃失策を誘って一、三塁とチャンスを広げると、井端の4球目に二盗。併殺の可能性をつぶし、井端の二ゴロで先制点を奪うと、もう止まらない。5回1死満塁から井端が左犠飛で勝ち越し点をたたき出すと、真骨頂は7回だった。

 2死から荒木が中前安打で出塁すると、井端の初球にすかさず二盗。井端の二遊間への高いバウンドのゴロを処理した二塁手・陽森が間に合わない一塁へ送球している間に、荒木が俊足を飛ばして一気に本塁を陥れた。

 「たまたまはまりました。井端さんに、いい走塁を見せてもらった」と荒木が言えば、井端も「荒木がよく走ってくれた」と持ち上げた。4年連続でゴールデングラブ賞に輝いた日本が誇る二遊間コンビが、攻撃でも息の合ったところを披露。荒木が3安打2盗塁すれば、井端はチームの全4打点をマーク。テレビ解説で東京ドームを訪れていた日本代表・星野監督が見守る前でアピールした。

 「1つ勝つのがどれだけ大変か。うちの選手がそれを肌で感じてくれれば意義のある1勝になると思う」と締めくくった指揮官。同大会3年目にして、8日に喫した日本代表としての初黒星。アジア王者を逃し、これ以上、屈辱を重ねるわけにはいかない。落合竜がこの1勝を号砲に、アジアの頂点へ突き進む。

 ◆予選リーグの順位決定方法 勝率で決定。2チーム以上が同率となった場合は、〈1〉当該チームの直接対決で勝ったチーム〈2〉総失点の少ないチーム〈3〉総得点の多いチーム〈4〉打率の高いチーム〈5〉コイントスにより勝ったチームで上位を決定。

 ◆中日、無失点勝利なら決勝進出 10日に中日が中国選抜を下し、統一がSKに勝てば、3チームが2勝1敗で並ぶ。しかし、中日は無失点で勝てば3試合の総失点は8となり、9日に4失点して2試合で既に計9失点の統一をしのぎ、決勝進出が決まる。1点以上失えば、SK・統一戦の結果待ち。中日が勝ってSKも勝利すれば、SK1位、中日2位で1次リーグ通過となる。

(元記事::スポーツ報知)
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29 . October
 【中日8―1日本ハム】中日の荒木がプレーボールから9球でホームまで駆け抜けた。初回、グリンの初球を中前打。続く井端への1球目に二盗して井端の右前打で三進。森野の中犠飛で先制のホームを踏んだ。「初回に出たら走りたいと思っていた。いい感じでスタートが切れた」。

今季レギュラーシーズンで初球に盗塁を10度試み、すべて成功。7回の二盗も含めてポストシーズンでも3度、すべて初球に成功させている。モーションが大きいグリンの弱点を突き、試合の流れをつかんだ。相棒の井端は6回2死三塁で、セギノールの中前へ抜けるかと思われたライナーを二塁ベース後方で好捕。

両打ちのセギノールは左打席で右方向へ引っ張る打撃が多いとの情報が事前に知らされていたためで「自分の判断」と井端。1、2番コンビが機能すると、やはり強い。


(元記事::スポーツニッポン)
24 . October
 中日の高代延博野手総合チーフコーチ(53)は23日、53年ぶりの日本一へのキーマンに荒木、井端の1、2番を指名した。同コーチは「(1、2戦目の)DHを誰にするかよりも、1、2番が大事。それは(阪神、巨人に5連勝した)CSを見ても分かるでしょう。日本ハム相手でも変わりません」と話した。

 CS5試合での成績は、荒木が23打数6安打の打率2割6分1厘、1打点、1得点、井端は17打数5安打の打率2割9分4厘、4打点、3得点と数字的に目を引くものではない。だが、時にはチャンスメーク、時にはポイントゲッターとして攻撃の核となった。守りだけではなく、足とバットでも相手を攻略した。

 もちろん、2人とも役割の大きさを理解している。「いかにして1点、2点と取っていくかが大事。(相手エースの)ダルビッシュ攻略法? いろいろ考えています」と荒木が話せば、井端は「1、2番が出れば、得点できる可能性が高くなりますから。何勝何敗じゃなくて、4つ勝つこと」と表情を引き締めた。

 チームはこの日からナゴヤドームで日本シリーズへ向けての練習を再開。キャッチボール、打撃練習などで約2時間、汗を流した。落合監督は就任後3度目の日本シリーズについて「まだ何も考えていません」とだけ話した。だが、チームの心はすでに27日に敵地・札幌ドームで始まる日本シリーズに向いていた。

(元記事::日刊スポーツ)
18 . October
 巨人バッテリーにとって最大の脅威は、東京ドームで本塁打を量産する4番・ウッズでも、“ミスター3ラン”の森野でもない。中日は1番・荒木、2番・井端の「足」で、壁を打ち崩してみせる。

 何よりもシーズンでのデータが証明している。今季の巨人戦で2人はともに6度ずつ盗塁を試みて、すべて成功している。チーム全体で見ても森野や英智、ウッズまで走りまくり、15度すべて成功と、盗塁成功率100%を誇っている。

 「言われてみればアウトになっていないな、というイメージ。特に巨人戦だから走りやすいというのはないですよ」と井端は言うが、相手の嫌がる攻撃で、得点力を大きくアップしているのは間違いない。さらに初回に、全体の15盗塁のうち5盗塁を記録。その走者はすべて生還し、得点に結びついている。

 今季、31盗塁でリーグの盗塁王に輝いた荒木も「塁に出ることで、投手が(走者を)気にしてくれるだけでもいい。積極的に行く」とキッパリ。クライマックスシリーズ第1ステージ、阪神との第1戦(ナゴヤドーム)でも、初回に二ゴロ失策で出塁して初球にすかさず二盗を決め、先制点につなげた。この機動力が第1ステージ連勝の流れを作ったといっても過言ではない。

 大舞台へ準備は整った。「巨人みたいに一発で点が取れない分、かき回していければいい。それでウッズに回せばホームランもある」と井端は自信をのぞかせた。リーグが誇る1、2番コンビで、日本シリーズ出場まで突っ走るつもりだ。


(元記事::スポーツ報知)
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