当地滞在3日目の15日(日本時間)、竜の『FA予備軍』が契約への思いを口にした。井端弘和内野手(32)ら、来季はフリーエージェント(FA)権を取得予定の主力がズラリ。福留が流出した今季以上の“激震”が起こる可能性もある。
ゴルフに観光、ショッピング…。体はハワイを満喫しつつ、心はときに現実に飛ぶ。日本代表5人を中心に、なお来季の契約を更改していない選手がいる。その中には火種となりかねない顔ぶれが並んでいる。
「どういう評価をしてくれるのかっていう意味では、すごく楽しみにしています。なかなか(交渉の)時間がとれないんですが、何とか25か6日くらいには…」
ゴルフを終え、こう話したのは井端。4年連続の全試合出場、ベストナイン、ゴールデングラブ賞という実績を後ろ盾に年内に初交渉を行う。目指すは年俸2億2000万円からのジャンプアップ。その前後には森野、荒木、川上も交渉日程が組み込まれそうだ。
もちろん、まずは来季の契約を更改すること。だが、井端が「楽しみ」という言葉を使ったのには、さらなる含みがある。井端は110日、荒木は6日、川上にいたってはわずかに3日。順調にいけば、あとこれだけの1軍登録日数でFA権を取得する。中村紀は2度目の権利にあと1年(145日)と迫っており、さらに機構側と選手会が交渉中のFA短縮が実現すれば、森野も射程内となる。
最大5人! しかもエースとレギュラー。4人(岩瀬、平井、渡辺、福留)が取得し、福留が流出した今季以上の『FA危機』に見舞われる可能性も大いにある。川上は球団にメジャー挑戦を願い出た過去がある。井端は残留が基本線とはいえ、遊撃手不足の球界では宣言すれば争奪戦必至。主力級が「あれは見ていてさびしかった」と口をそろえたのは、今季の福留への4年17億円という提示条件だ。それだけに「1年前」となる今季の球団提示に、それぞれが興味津々なのだ。
「ボク、ハワイで夢を見ました。球団から『低姿勢でいてくれたら、金額を上げてやる』って」。夢のお告げを苦笑いで明かしたのは荒木だ。もちろん、全員が中日愛をもっているのは間違いない。だが、愛を貫くには誠意も必要だ。一歩間違えば、黄金期どころか2009年からのチームは崩壊する。帰国後の交渉ラッシュに、将来のチーム像もかかっている。
(中日スポーツ)
レギュラー陣大放出の危機!!?
来季FA取得は川上・井端・荒木。選手会の動き次第で森野、またその1年後には中村紀が控えている。
井端はテレビでも言ってたけど基本残留姿勢。
FA無いとは思っているけれど、人間ですから何がきっかけになるかわからない。
憲伸はメジャー志向が強いうえ、去年の契約更改でゴタゴタしているからね。
荒木も残留のほうが強そうだけれど、何か今日匂わせてた記事があったな…。
井端は
前も言ったように遊撃界一の評価を示した上で、3億までは出さない方向がいいんじゃないかな。そしたら次は3億狙うだろうし、FAの際に一緒に3億円の価値を評価して残留要請すればそんなに難しいことではないと思う。何より本人が残留姿勢を見せてくれるのが嬉しい。
憲伸は今季は自身が12勝したこと+若手のレベルアップを図ったところまで球団が評価できたら嬉しい。山井や小笠原の活躍は憲伸があってこそといっても過言ではないと思う。特に山井。
(ちなみに朝倉の勝ち星の半分以上はシゲさんのおかげらしい笑←森コーチ)
荒木は終盤+ポストシーズンは大活躍だが2度の2軍落ちがあったことを考えると現状維持か日本シリーズありがとう分でちょこっとアップくらいがいい。2軍落ちの悔しさは本人が1番わかっているので、現状維持でも妥当ではないかな。(荒木好きだからこそ)
森野まで出てくると厄介かなー。でも森野は落合監督がいてこその成績。荒木も井端も4年でかなり成長してるし。
最後には球団愛を選んでくれるとファンとしては嬉しい限りですね。
紀さんは腰次第。
憲伸はメジャー覚悟でいます。残留が一番という思いは変わらないけれど。
個人的な思いで言わせていただくと、できることならば福留よりも憲伸が中日初のメジャー選手になってほしかった。憲伸のほうがメジャーへの思い強いし、自分が抜けても選手層が落ちないように若手への指導もしてるしね。
ただ、井端以外は今季1年フル稼動じゃないんですから、そこはちゃんと選手本人達にも球団側の思いが伝わればいい。
やっぱりフルで働いてナンボだと思うんですよ。
今年岩瀬を放出させなかったのが大きい。
投手のキーは岩瀬だし、野手なら井端。この2人の代わりは絶対にいない。
球団側が抑えどころを間違えなければ、そんなに難しい話じゃないと信じてる。
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