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20 . September
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14 . November

アジアナンバーワンコンビが合流



日ごろ異なるユニホームを着るTSUYOSHI、川崎宗則の二遊間コンビの大きな声がグラウンドに響き渡る。そんな光景にも慣れた野球日本代表・強化合宿3日目、「KONAMI CUPアジアシリーズ2007」を制した中日の鉄壁の二遊間、荒木雅博、井端弘和が星野ジャパンに合流した。最終候補の野手メンバー17名全員がそろって行われた初めての練習は、「もっと楽しくやっているのかと思ったら、みんながシーズン開幕間際のような意識だった」と井端が驚くほど、チーム全体に緊張感あふれるムードが漂った。その中で、守備走塁を担当する山本浩二コーチがバットを握る内野ノックでは、荒木-井端のコンビが軽快なプレー。アジアシリーズまで長いシーズンを戦ってきた疲れもどこ吹く風、息の合ったところを見せた。

 2006年のワールドベースボールクラシック(WBC)で世界一に輝いたTSUYOSHIと川崎、4年連続でゴールデングラブ賞を獲得している荒木と井端。どちらの組み合わせでも、日本代表にふさわしいディフェンスを誇る。さらに、アテネ五輪、WBCと国際経験豊富なベテラン宮本慎也、今季はバッテリー以外すべてのポジションを守ったオールラウンドプレーヤー森野将彦と“守りのスペシャリスト”がそろう星野ジャパン内野陣。山本コーチは、「コンビを限定するつもりはない。誰がコンビを組んでも対応できるものを持っている」と信頼を寄せる。

こだわり捨てて勝利を目指す



 しかし、荒木や井端は、「いろいろなポジションを守る可能性があると言われている」と語るように、二遊間だけにこだわりを見せない。数少ないメンバーで臨むアジア予選では、試合終盤での代走から守備固めも想定される。カットプレーの練習で、荒木はセンターに入り、無難な動きを見せた。「ショートで先発するつもり」とスタメンに意欲を見せる井端も、「外野を守れと言われても戸惑わない」と複数ポジションに積極的な姿勢だ。「日の丸の下にチーム全体がひとつにならなければ勝利はない」と常々星野仙一監督が語るように、並み居る精鋭たちも勝利のためには自己は捨て去る――。プロ球界を代表する二遊間コンビが大きな戦力となるのは間違いないが、彼らの柔軟なスタイルこそが星野ジャパンの最大の武器かもしれない。

(スポーツナビ)
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