休むのも仕事のうち。そんな言葉がぴったり来るのが、今の荒木だ。先日、しみじみとこんなことを言っていた。
「オフが何のためにあるのか。何となく分かりました、今になって」
プロに入って、13度目のオフ。今年はシーズン中に痛め、無理して使ってきた左肩を癒やすため、ほぼ「安静」の日々を過ごしている。
左肩を大きく使うことはすべてダメ。ゴルフもできない。「走るのも良くないそうです」。患部に振動が長時間伝わる動きも禁止項目の1つ。
昨年まではオフもナゴヤ球場に来たり、体を動かし続けてきた。今年はそれもできない。「オフ」と言えば聞こえがいいが、半強制的におとなしくしているしかない。すべては来シーズンを万全で迎えるため。やっぱりオフも仕事だ。
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