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18 . September
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06 . March
 先の沖縄キャンプ中に故障で離脱した中日・森野将彦内野手(29)の骨折した個所が「左手第3中手骨」(中指の骨の、甲のところにある骨)であったことが4日、分かった。3日にギプスが外れたという。この日からナゴヤ球場で捕球練習を開始し「開幕より前に戻りたい」と、28日のセ・リーグ公式戦開幕(広島戦=ナゴヤドーム)出場への意欲をみせた。

 森野の表情は真剣だった。セ公式戦開幕日の28日にはナゴヤドームのグラウンドに立ちたい。開幕まで3週間と少しだが、骨折から立ち直って、間に合わせたい強い思いを口にした。

 「開幕どころか、その前までに間に合わせようと思っています。自分の中では開幕までに出られる状態になると考えている」

 この日、森野はナゴヤ球場で屋外での練習を再開。2月20日の検査で判明した左手の骨折個所は、当初伝えられた手首ではなく、「第3中手骨」だった。3日にギプスが取れた。

 この日の練習では、グラブをはめることができたものの、まだ患部の痛みが少しあるため、衝撃を与えないように、キャッチボールは送球のみ。ゴロ捕では、投げられた緩いゴロを捕って三塁から一塁へ送球した。次のステップへは1週間と森野は考えている。

 「1週間でどれだけできるようになるか、病院へ行って結果を見てからです。下半身を鍛えて、動ける準備をしてるので、バットを持てたらすべてできるようにします」

 1週間後に本格的な練習が再開できるとして、急ピッチで取り組んでも、開幕までに果たして間に合うのだろうか。

 「そのために下半身を鍛えてきたんです」と森野は心配を取り除こうと、強化に取り組んできた。連日2時間以上トレーニング室にこもって鍛え、バットを振れる日を待っている。

 「(首脳陣に)実戦感覚が戻ってないと言われれば、下(ファーム)でやるし、いきなり上(1軍のオープン戦で)という気持ちはありません。出られるところでやれれば…」

 60キロ台はあった左手の握力は、痛めたときに15キロしかなかった。しかし、現在は55キロまで戻った。早期回復には手応えを感じている。だから、戻る。森野としては、可能性がある限り、28日の公式戦開幕を目指して調整していく決意だ。

 (山本諭)
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09 . January
 中日の森野将彦内野手(29)が8日、川崎市の三菱ふそう川崎グラウンドで、自主トレを公開した。昨季はバッテリーを除く7ポジションを守り、今季も中堅を中心に、オールラウンドプレーヤーとして期待されるが「キャンプでは内野でのノックを受けるつもりです。内野がきっちりできれば外野もできる」ときっぱり。沖縄春季キャンプでは恒例の落合博満監督(54)による“鬼ノック”を志願する。

 “便利屋”にだって、プライドもポリシーもある。与えられた仕事をすべてこなすため、森野は自分が信じた道を突き進む。

 「どこを守るのか分からなくても、やるべきことは、これまでと同じです。とにかくケガしない体をつくること。ぼくの場合、特にキャンプですよね…。それまでにしっかり鍛えておきます」

 この日、主に神奈川県出身選手で構成する合同自主トレを地元で公開。ランニングやキャッチボール、ノックなどに汗を流した。例年と同じ光景。キャンプを迎えるまでの今後の過程も変えるつもりはないという。

 キャンプに突入しても姿勢は変わらない。昨春キャンプは三塁の練習に専念したが、中村紀の加入で開幕は左翼スタート。その後、バッテリーを除くすべてのポジションに就いた。今年も落合監督が「(森野は)中堅をやらせる。でも、キャンプでは全部やらせる」と話すなど事態は混沌(こんとん)としている。それでも、森野本人に不安はない。それどころか、これまで通りキャンプは“内野”で、指揮官に挑戦するつもりだ。

 「(守備について)まだ何も言われていません。でも、キャンプでは内野のノックを受けたいと思っています。ぼくの基本は内野。内野さえきっちりできれば、外野も何とかなる。それが去年分かりましたから」

 沖縄の内野ノックといえば、落合監督の強烈な“鬼ノック”。その最大の被害者? がこれまでも森野だった。同監督が森野をしごく光景は、今や北谷球場の風物詩。この過酷なメニューに、定位置が固定されない今年も、あえてチャレンジする構えだ。

 あの鬼ノックで体を鍛えれば、シーズンを乗り切れる。外野の練習は実戦に入ってからでも遅くない。昨年の経験から、それは確信している。「ぼくは“便利屋”ですからね。それを売りに、今年も必死にやるだけです」。自分のポリシーに従って、ますますのパワーアップを図る。 (安藤友美 中日スポーツ)
10 . December
 中日の森野将彦内野手(29)が9日、西武からFA宣言し、中日への移籍が内定した和田の加入を“歓迎”した。名古屋市中区で行われた『2007ヤナセがんばれドラゴンズ・MIP賞』の授賞式に出席し、和田について言及。今年の中村紀(前オリックス)に続く新たな強敵出現を、全試合フル出場の糧にする構えだ。 

 次から次へとライバルが現れる。でも、今の森野なら『そんなの関係ねぇ!』-。ひそかに注目していた和田の動向を、すでに冷静に受け止めていた。

 「いつもぼくより上の人ばかり。意識しないわけじゃないです。ただ、今年だってノリさんが入ってきて、最初は“ああ、自分はサードじゃないんだ”って思いましたけど、自信を持ってプレーできましたから」

 不動の三塁手と思われた今季は中村紀の加入で開幕戦は左翼手。その後、チーム状況に応じて投手と捕手を除く7つのポジションについた。どこでも高レベルな守備力を見せただけでなく、打撃でも打率2割9分4厘、18本塁打、97打点とプロ11年目で最高の成績を残した。来季、和田が入ってくれば左翼手が濃厚。またしても定位置は決まりそうにないが、森野はそれを前向きにとらえている。

 「(どこを守るか)ぼくが聞きたいくらいです。でも、ぼくが1軍にいられるのも試合に出られるのも、どこでも守れるから。来年もそれを続けたいと思う。今年プレッシャーの中で結果を残せたことは自分のプラスになっています」

 来季の目標は全144試合フル出場。強敵がいても、今年養った勝負強さと万能性でグラウンドを死守してみせる。「ぼくの野球人生は変わりませんよ。またつらいキャンプになると思う。でもケガさえしなければ、今年以上にやれるはず」。刺激になる存在は大歓迎だ。 

(中日スポーツ)
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