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19 . September
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06 . March
 先の沖縄キャンプ中に故障で離脱した中日・森野将彦内野手(29)の骨折した個所が「左手第3中手骨」(中指の骨の、甲のところにある骨)であったことが4日、分かった。3日にギプスが外れたという。この日からナゴヤ球場で捕球練習を開始し「開幕より前に戻りたい」と、28日のセ・リーグ公式戦開幕(広島戦=ナゴヤドーム)出場への意欲をみせた。

 森野の表情は真剣だった。セ公式戦開幕日の28日にはナゴヤドームのグラウンドに立ちたい。開幕まで3週間と少しだが、骨折から立ち直って、間に合わせたい強い思いを口にした。

 「開幕どころか、その前までに間に合わせようと思っています。自分の中では開幕までに出られる状態になると考えている」

 この日、森野はナゴヤ球場で屋外での練習を再開。2月20日の検査で判明した左手の骨折個所は、当初伝えられた手首ではなく、「第3中手骨」だった。3日にギプスが取れた。

 この日の練習では、グラブをはめることができたものの、まだ患部の痛みが少しあるため、衝撃を与えないように、キャッチボールは送球のみ。ゴロ捕では、投げられた緩いゴロを捕って三塁から一塁へ送球した。次のステップへは1週間と森野は考えている。

 「1週間でどれだけできるようになるか、病院へ行って結果を見てからです。下半身を鍛えて、動ける準備をしてるので、バットを持てたらすべてできるようにします」

 1週間後に本格的な練習が再開できるとして、急ピッチで取り組んでも、開幕までに果たして間に合うのだろうか。

 「そのために下半身を鍛えてきたんです」と森野は心配を取り除こうと、強化に取り組んできた。連日2時間以上トレーニング室にこもって鍛え、バットを振れる日を待っている。

 「(首脳陣に)実戦感覚が戻ってないと言われれば、下(ファーム)でやるし、いきなり上(1軍のオープン戦で)という気持ちはありません。出られるところでやれれば…」

 60キロ台はあった左手の握力は、痛めたときに15キロしかなかった。しかし、現在は55キロまで戻った。早期回復には手応えを感じている。だから、戻る。森野としては、可能性がある限り、28日の公式戦開幕を目指して調整していく決意だ。

 (山本諭)
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