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19 . September
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09 . January
 中日の森野将彦内野手(29)が8日、川崎市の三菱ふそう川崎グラウンドで、自主トレを公開した。昨季はバッテリーを除く7ポジションを守り、今季も中堅を中心に、オールラウンドプレーヤーとして期待されるが「キャンプでは内野でのノックを受けるつもりです。内野がきっちりできれば外野もできる」ときっぱり。沖縄春季キャンプでは恒例の落合博満監督(54)による“鬼ノック”を志願する。

 “便利屋”にだって、プライドもポリシーもある。与えられた仕事をすべてこなすため、森野は自分が信じた道を突き進む。

 「どこを守るのか分からなくても、やるべきことは、これまでと同じです。とにかくケガしない体をつくること。ぼくの場合、特にキャンプですよね…。それまでにしっかり鍛えておきます」

 この日、主に神奈川県出身選手で構成する合同自主トレを地元で公開。ランニングやキャッチボール、ノックなどに汗を流した。例年と同じ光景。キャンプを迎えるまでの今後の過程も変えるつもりはないという。

 キャンプに突入しても姿勢は変わらない。昨春キャンプは三塁の練習に専念したが、中村紀の加入で開幕は左翼スタート。その後、バッテリーを除くすべてのポジションに就いた。今年も落合監督が「(森野は)中堅をやらせる。でも、キャンプでは全部やらせる」と話すなど事態は混沌(こんとん)としている。それでも、森野本人に不安はない。それどころか、これまで通りキャンプは“内野”で、指揮官に挑戦するつもりだ。

 「(守備について)まだ何も言われていません。でも、キャンプでは内野のノックを受けたいと思っています。ぼくの基本は内野。内野さえきっちりできれば、外野も何とかなる。それが去年分かりましたから」

 沖縄の内野ノックといえば、落合監督の強烈な“鬼ノック”。その最大の被害者? がこれまでも森野だった。同監督が森野をしごく光景は、今や北谷球場の風物詩。この過酷なメニューに、定位置が固定されない今年も、あえてチャレンジする構えだ。

 あの鬼ノックで体を鍛えれば、シーズンを乗り切れる。外野の練習は実戦に入ってからでも遅くない。昨年の経験から、それは確信している。「ぼくは“便利屋”ですからね。それを売りに、今年も必死にやるだけです」。自分のポリシーに従って、ますますのパワーアップを図る。 (安藤友美 中日スポーツ)
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