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20 . September
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10 . January
 中日の荒木雅博内野手(30)が9日、愛知県豊田市で自主トレをスタートさせた。新選手会長の今季のテーマは“甘え排除”。シーズン144試合出場はもちろん、3・1オープン戦開幕戦からの全戦出場を誓った。

 2008年の荒木に欠場はない。新選手会長の“開幕戦”は3月28日にあらず。3月1日、浦添で幕を開ける。

 「その時期なら大丈夫。出ますよ。今まではどこかに(欠場してもいいという)甘えがあったと思う。体も休ませなきゃっていうのも…。そうじゃなく、最初から全部、出る。そういう気持ちでやっていきます」

 ヤクルト戦を皮切りに、12球団で2番目に多い18試合が組まれている竜の前哨戦。自身初、チームでも03年の大西以来のフルエントリーを誓った。休養、打ち込みなど主力に許された特権を謹んで辞退。もちろん、荒木の決意はオープン戦限定ではない。「シーズンも同じです」と144試合フル出場の野望を見据えている。合わせて162試合。さらにクライマックスシリーズ(優勝したら最大5試合)、日本シリーズまで突っ走る。「休みたい…」。悪魔のささやきをはねつけるためにも、春からの全戦出場を自らに課したわけだ。

 この日から豊田市内で始動。午前7時半のランニングから午後6時の終了まで、2度の食事休憩をはさんで実働7時間30分のハードメニューをこなした。投げ初め、振り初めも済ませたが、大きく変えたことが1点。昨オフから取り入れているウエートトレを、約2時間にわたって行った。

 「右肩のためにやっているんです。今までは(不安があるから)休ませるって考えでしたけど、それでも良くならない。それなら逆のやり方で行こう。鍛えてみようということです」

 昨年は2度にわたって戦列を離れ、31試合欠場する要因となった右肩痛。その克服なしに『162試合フル出場』はあり得ない。守りではなく、攻めの対処法。ここにも甘えを排除しようという荒木の姿勢がにじみ出ている。1番・荒木が不動なら、首脳陣も大歓迎。球春3月から、竜のリーダーが突っ走る。 (渋谷真)

こっちなら“ホームラン”簡単なのに…
 始動日の練習メニューの最後を飾ったのがテニス。荒木自身「生まれて初めて」ラケットを握った。最初は“ホームラン”あり“場外ファウル”ありだったが、さすがはアスリート。あっという間に軽いラリーを継続できるまで上達した。

 落合監督や与田剛氏(本紙評論家)も現役時代にテニストレを取り入れており、下半身強化はもちろんバットではあまり意識しない「面」を考える上でも効果が。みっちり2時間コートを走り回った荒木は「自分のラケット買っちゃおうかな」とどっぷりはまった様子だった。

(中日スポーツ)
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