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19 . September
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10 . January
 自主トレのため、9日にサイパンへ向かった中日・川上憲伸投手(32)ら中日5選手がハプニングに見舞われた。サイパン行きの航空機が中部国際空港に到着せず、出発未定になったため急きょグアム経由に変更。サイパン着が10日未明にずれ込むドタバタ出発となった。サイパンでは川上は例年通りにけがをしない体づくりに取り組む。また、保留中の契約更改は次回交渉はキャンプ中となり、即サインする考えも明らかにした。

 目の前で起きているハプニングにも、川上は実に落ち着いていた。サイパン直行便がいつ出発するか分からず、急きょグアム経由に振り替え。しかもサイパン行きより出発が早くなり、中部国際空港に着いてから1時間で出国というドタバタぶりだったが、全く気にする様子はなかった。

 「(事情は)詳しく聞いてなかったんですけど、飛行機が遅れるのはつきものだからしようがないです」

 川上は落ち着いていたが、かわいそうなハプニングだった。出発予定時刻は午後8時45分だったが、夕方の時点で午後10時20分発に変更されていた。さらに午後11時20分発に変更。グアムから来る航空機が折り返すことになっていたが、整備不良のため現地から飛び立つことができず、結局10日午前8時半発にずれ込んだ。

 そのため、急きょ午後8時発の便で、グアム経由でサイパンへ向かうことに変更した。グアム到着は現地時間の10日午前0時50分すぎ。午前2時半発の便に乗り換えて、サイパン着は午前3時20分と、直行便より2時間ほど遅れて現地に降り立つことになった。

 ドタバタで出発した川上だが、3年連続となるサイパン自主トレでは、けがのない体づくりをしっかりしてくるつもりだ。五輪予選のため昨年12月まで野球をやっていたものの、疲れはない。

 「予選に出て、(日本一関連の)催し物には出られませんでした。祝勝会とか出たかったです。でも、野球だけに打ち込めて良かったのか、疲れは残ってません」

 インナーマッスル(肩や腰などの関節を支える内側の筋肉)を鍛え、走り込んだ昨年同様の調整になる予定で、マイペースで体を仕上げる。大将格は川上だが「若い選手には、朝倉や小笠原からもアドバイスがあるだろうし、いいことに気付けば話したい」と、後輩のリーダーシップを期待している。泰然自若で、川上は今年も中日投手陣を支える。 

  (山本諭)

◆現状維持提示を保留
 川上は1回目の交渉で保留した契約更改について、次回はサインする意向を明らかにした。「次の交渉はキャンプ中にやることになりますが、(年俸が)上がろうとダウンしようと判を押すことは決めている」と強調。球団側は1回目で現状維持の3億4000万円を提示。川上は形式的に自費キャンプ突入となるが、スッキリと練習に打ち込める。
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