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19 . September
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08 . January
 中日・井端弘和遊撃手(32)が6日、中部国際空港から出発し、自主トレ先のグアム入りした。南の島でのスロー調整ではなく、現地ではフリー打撃、ノックを含めた事実上の“1次キャンプ”となるハードトレを宣言。一方、井端がリーダーとなるグアム自主トレメンバーに同行した中田賢一投手(25)は、初の海外自主トレでプロ4年目で“最速”の投球練習を視野に入れていることを明かした。

 機内に預け入れた荷物には、実に33ダース(396球)の練習球があった。

 「打者はあした(7日)から打とうと思っています。ボールをちゃんと持っていっていますから。ノックもやりますよ。(後から来る)立浪さんから言われたことを(若手には)あらかじめ伝えています。『野球をできる体で来い』ってね」

 事もなげに言い切って、井端はゲートをくぐった。グアムの目的は体づくりにあらず。その内容はチームで行う2月の沖縄キャンプに先立った「1次キャンプ」に、ほかならない。打つ、守る。立浪からの指令「野球をできる体」とは、すなわち実技練習ができる状態という意味だ。

 トレーニングは7日から、まず「5勤」。そして唯一の休日をはさんで帰国する19日の午前中まで「6・5勤」のハードトレを課す。この日、出発したのは井端のほかに中田、高江洲、田中、森岡、岩崎、藤井の計7選手。ここに後日、立浪、井上、浅尾が加わって総勢10人となる。

 「この中から1人、2人は戦力になってくれればと思います。期待しているメンバーを選んだつもりです」

 今季からコーチ兼任となった立浪からは「立浪軍団じゃなく、『井端軍団』ですよ。遠慮なしにやってくれればいい」とリーダーとしての“お墨付き”をもらっている。

 その井端が厳選した若手たち。教え、伝え、語り、見せる。ついてこい。そんなグアムキャンプは、13日からさらに加速する。使用する島内で唯一、最大の本式球場をキャンプ地とする韓国プロ野球・サムスンライオンズがやってくる。かつて中日の守護神として活躍した宣銅烈(ソン・ドンヨル)監督が率いるチームだ。

 「宣監督に立浪さんが話をつけてくれたので、13日からは向こうのメニューとまったく一緒になる予定です」

 中日と同じくV奪回を使命と掲げるサムスンとの“コラボ”キャンプ。井端自身は改良型バットを持ち込み、「打率3割、20本塁打、70打点」の野望に挑む。灼熱(しゃくねつ)のグアムが、さらに熱気を帯びそうだ。 (渋谷真 中日スポーツ)
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