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20 . September
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08 . January
 中日の堂上剛裕外野手(22)、直倫三塁手(19)が6日、「今季中の兄弟スタメン出場」を目標にそろって掲げた。そのビッグチャンスが今年8月に訪れるかもしれない。北京五輪に主力クラスが星野ジャパンとして参戦し、ペナントレースから多数離脱した場合、堂上兄弟が実力を伸ばし、好位置にいれば達成できる目標だ。この日の堂上兄弟は愛知県春日井市のナゴヤハウジングセンター春日井会場でトークショーなどを行った。

 スタメンが発表されるスコアボードに「堂上剛」と「堂上直」の名前が一緒に並ぶ。堂上兄弟“そろい踏み”の夢が広がる。竜ファン待望の夢であるが、当人たちも現実味をもって目標に掲げた。

 「主力の方たちが抜けることは自分たちにとってはチャンス。2人とも試合に出られればいいですね」と堂上剛が意欲を見せたのは「兄弟スタメン」。何年も先の話ではない。この夏に実現させようというのだ。

 今年8月、北京五輪出場のため、中日の主力選手がごっそりチームを離れる見込み。野手陣に限っても、昨年の五輪アジア地区予選には井端、荒木、森野、和田(西武から今季移籍)、さらに韓国代表で李炳圭(イ・ビョンギュ)も出場している。その数、計5人。だから、北京五輪では竜の野手全8ポジションの半分以上が空く可能性があるのだ。

 これはチームにとっては大きな戦力ダウンだが、その一方で“追い風”を受けるのは堂上兄弟ら若手たち。特に、新人イヤーだった昨年は1軍実績ゼロで終わった弟・堂上直は「大チャンスだと思う。その時期まで、代打でも何でもいいから1軍にいたい」と話し、どん欲にチャンスをうかがう。

 その一方で、堂上ブラザーズは「今は開幕ぐらいまでしか具体的に考えられない」と口をそろえる。夏場のビッグチャンス。そこまで生き残るのが大きなハードルだ。堂上剛は「今のメンバーではスタメンはどころか、1軍に入るのも厳しいと思う。それでも何とか開幕1軍に入れるようにしたい」と語る。堂上直も「開幕1軍」を、目標にする。

 サバイバルには入念な下準備が必要。「キャンプの最初から完全に仕上げて臨みたい」(堂上直)、「首脳陣の方たちに『おっ…』と思わせないとチャンスはない。キャンプ第1週からアピールしていきたい」(堂上剛)と、そろって2月1日をベストの体で迎えるつもり。7日からは三重県内で兄弟一緒に本格的な自主トレを開始する。「兄弟1軍」、「兄弟出場」、「兄弟スタメン」…。ステップアップへの風は吹いている。 (生駒泰大 中日スポーツ)
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