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19 . September
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06 . January
マサ、背水の陣で逆襲 ナゴヤ球場で200勝へ始動
 勝負をかけた中日・山本昌広投手(42)のシーズンが始まった。ナゴヤ球場で5日、自主トレをスタート。レベルアップするために、キャンプでは早い段階でのブルペン入りや、例年より実戦登板を増やす考えを示した。通算200勝に向けて背水の陣となるベテランは、若手と競い合いながら、先発ローテを奪いにいく。

 プロ25年目を迎えた山本昌の決意は固かった。昨年2勝に終わったベテランが、のんびりマイペース調整はしていられない。晴れ渡った空の下で誓ったのは、42歳にしてさらなる上を目指すことだった。

 「(体の状態が)去年のをキープするつもりじゃ変わらない。レベルアップするつもりでやります。昨年の成績を上げないといけない。(調整を)早くやって、(開幕へ向け)早く試行錯誤しながらやらないと…」

 レベルアップするために、キャンプで早めに仕上げる。それが山本昌の結論だ。その一として、ブルペンでの投球練習を例年より早めることにした。

 「若い選手と同じように投げられるようにしたい。初日はどうかだけど、第1クールのうちには投げたい。球数を多く投げたりとか」

 2月1日のブルペン入りは明言を避けた。だが、キャンプ初日にブルペンで投球練習ができるように仕上げておくのがチームの基本方針。昨年は2月5日にブルペン入りしたが、若手と同じように投げるのなら、前倒しは必須になる。さらに、山本昌はもう一点、実戦登板の回数を増やすことを目標に掲げた。

 「シート打撃でも、1回は(例年より)多く投げられるようにしたい」

 調整は2軍キャンプ地の読谷でお任せになるとみられるが、山本昌はそれに甘んじるつもりはない。ベテランとしての特権を自らはく奪して、今年は若手と一緒にスタートラインに立ち、先発ローテを勝ち取らなければならない。ベテランといえども、はい上がる覚悟が必要になる。

 「去年は、周囲に力が落ちたと思われてもしようがなかった。(成績が変わらず)そのままの認識なら、引退しないとしようがない」

 昨年の言い訳はしない。でも、力が落ちたとは思っていない。早めに動き、いい形を体に覚えさせて結果を出す。復活目指した山本昌の逆襲がいよいよ始まる。 (山本諭 中日スポーツ)
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