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21 . September
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06 . February
 中日・川上憲伸投手(32)は5日、沖縄県恩納村の選手宿舎で2度目の契約更改交渉を行い、現状維持の3億4000万円でサイン。順当なら公式戦開幕3日目の3月30日にフリーエージェント(FA)権を取得する竜のエースが、節目の“FAイヤー”に臨む。川上は交渉に先立ち、難病と闘う少年と沖縄で再会し、あらためて活躍を誓った。

 わずか15分間の短い交渉であっさりとサインをした川上は、苦渋の表情を浮かべた昨年末の初回交渉とは打って変わり、さばさばとしていた。

 「前回保留したときから、『次はサインする』と決めていました。キャンプに入ってからサインしたことも予定通りです」

 前回と変わらなかった提示金額に100%満足しているわけではない。「納得したか? 何とも言えない。ただ、保留した時点で『次も提示は変わらない』という思いはあった」。金額の上積みを期待するより、自らに踏ん切りをつけるための“冷却期間”。だから、選手としての気持ちはすでに今シーズンへ向かっていた。

 「年末から十分に気持ちは切り替わっています」。5日でピリオドを打った自費キャンプさえも実は決意の表れ。「2年前にキャンプでサインしたときもいい成績を残しましたから、今回もしたいと思っていた」。17勝を挙げ、最多勝、ベストナインなどタイトルを獲得した2006年の再現を自らに期待し、“験担ぎ”での2月決着であることを明かした。

 チームでは大トリの更改で区切りはつけた。そして、08年は野球人生最大の分岐点ともなるはずだ。あと3日の出場選手登録でFA権を取得する。開幕1軍メンバーに入りさえすれば、3月30日に節目の日を迎える球界屈指の右腕。FA宣言すれば、日米複数球団による争奪戦となるのは間違いない。

 中日球団にとって、福留に続いてのエース流出は絶対に避けたいはずだが、この日の交渉では互いにFAの話題は封印した。「そういう話は出ていない。隠すこともありません。来年以降も頑張ってくれという話? ありません」。努めて淡々と、川上は振り返った。

 FA権の取得はイコール周囲の“雑音”と直結するが、惑わされないだけの覚悟はきっちり付けた。「僕は僕の目標に向かうだけです」。マウンドで仁王立ちする姿は、今年も変わらない。

 (中日スポーツ 木村尚公)
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03 . February
個人的にとっておきたいメモです^▽^
キャンプ初期の球場別選手リスト。

【北谷球場】
▽投手
川上、岩瀬、朝倉、川井、中里、吉見、中田、チェン、鈴木、山井、クルス、小笠原、菊池、久本、清水昭、高橋、長峰

▽捕手 
前田、田中、谷繁、小田

▽内野手
荒木、立浪、井端、新井、森野、西川、ウッズ、岩崎、中村紀

▽外野手 
藤井、和田、李、井上、英智、中村一、堂上剛



 【読谷球場】
▽投手 
金剛、佐藤充、山内、石井、平井、山本昌、斉藤、浅尾、佐藤亮、赤坂、樋口、高江洲、小林

▽捕手 
小山、清水将、小川

▽内野手 
堂上直、中川、谷、森岡、沢井、柳田、福田

▽外野手
平田、上田、中村公、普久原

*ウッズは第2クールから。
01 . February
 球春到来-。プロ野球の春季キャンプが2月1日から各地で一斉に始まる。連続日本一を目指す中日は31日、沖縄県恩納村の選手宿舎で恒例の全体ミーティングを行った。落合博満監督(54)は“一芸に秀でよ”と、スペシャリストの出現を待望。北谷、読谷に分かれて29日間のキャンプが始まる。

 甘い幻想を抱かせてはいけない。だが、目の前の現実から逃げさせてもいけない。62人の選手と2人のテスト生、そしてコーチ、スタッフを前に「年に1度」の落合演説。5度目の今回も明瞭(めいりょう)にして簡潔だった。

 「12球団で一番レギュラーを取りづらいのがドラゴンズだ。若い選手には厳しい道が待っている。レギュラーに追いつくのは並大抵ではない」

 取りづらいチームに育てたのは、ほかならぬ落合監督である。そして、その高い壁を越す次世代の出現を待ち望んでいるのも落合監督である。険しい道のりを前にして、若手が目標を見失ってしまわないよう、ちょっとした手助け。“登頂ルート”を示してやった。

 「この部門なら誰にも負けないというものをもっていれば、上に行ける。(守備なら負けない)蔵本(英智)がいい例だ。今、必要としているメンバーが誰なのか。それを模索しながら戦っていく。組織として勝つことが大前提だ」

 スペシャリストよ、出てこい。それが1軍に食い込む最短の道だ。打つ、走る、守る、送る。何でもいい。一芸の持ち主を指揮官は待っている。

 新人4人に浅尾、平田…。北谷にいてもおかしくないメンバーを、あえて読谷に配した。苦い反省があるからだ。「おそらくキャンプの失敗。監督の責任だ」。アジアシリーズを制した昨秋、1年の総括に出た言葉は喜びではなく反省だった。主力放任、若手育成で臨んだ2月。「監督は見ていないようで見ているんだぞ。そういう雰囲気をつくれなかったオレが悪い」。それが尾を引き、巨人との競り合いに敗れたという自己分析。2年ぶりの分離キャンプを採用し、主力のほとんどは手元(北谷)に置いた。つまり、若手を見る時間は前年比で減る。その代わりにベンチが欲する『人材』が何かを教えてやったのだ。

 「首脳陣と選手は違う。どうやって勝つかはこっちが考える。選手は自分がこの世界で生きるために最善を尽くしてくれ。人のことはいい。自分のことだけやってくれればいい」

 技を磨け。自分を最優先にしろ。29日間のキャンプと18試合のオープン戦を経て、ペナントレース開幕の3月28日を迎える。当日のベンチに座る権利をめぐって、64選手が戦うのだ。 (渋谷真)

◆激しい競争こそが「底上げ」への道
 今年の中日キャンプのポイントは、一言で言って「競争」。まず外野。福留が抜けたが、西武から和田が加入した。新聞などで読む限り、落合監督は右翼に2年目の外国人・李炳圭、中堅に森野。そして左翼に、この和田という布陣を描いているようだ。一見、固まったようにも見える今年の外野陣。でも、このまま3人で決まってしまうようだと、今年の中日は苦しいかな…とも思う。

 井上、英智のベテラン、中堅。それに昨シーズン終盤にチャンスをもらい、力もつけてきた藤井、平田らの若手。彼らが定位置争いにもう一度火をつけ、最後まで落合監督、コーチ陣を悩ませるようでなければ、福留の抜けた大きな穴だけが残ってしまう。外野争いが激しくなり、それが中村紀の守る三塁にまで飛び火してこそ、チームの底上げにつながっていくのだ。

 投手陣も同様。こちらは毎年のことだが、どれだけそろっても、「これで十分」というものはない。先発にしても、岡本が抜けた中継ぎ陣にしても他球団に比べれば、数はそろっている。今年は、それをもう1ランク、レベルアップさせ、より確実な戦力として整備していく年だ。先発では川上、中田、朝倉の3人は、ある程度計算できる。だが山井、小笠原以下は、まだ未知数の部分がある。

 ここに山本昌、吉見らが、どう割って入っていくか。中継ぎ陣も、どんな新しい顔が1軍争いに加わってくるか。競争意識さらに個々の選手が目的意識をもっていなければ、長いキャンプも、ただメニューを消化するだけで終わる。福留、岡本がいない。これだけでも、若い選手にとっては大きなチャンス。「全員横一線」でスタートした、落合監督就任1年目以来の激しい競争を、今年のキャンプでは期待している。 (本紙評論家・今中慎二)
31 . January
【TB企画】祝・日本一、アジア一!オレ竜ドラゴンズ回顧企画2007(締切延長しました)に参加させていただいたことによってトラックバックをいただきました。
とても嬉しくてホクホクしておりましたが(笑)、それによって気になるようになったのがサイドにトラックバックが表示されない件。
標準装備かと思いきやプラグインなんですよ。ってことで四苦八苦しながらも設置することにしました。
以下は手順。

動作確認はWin vista IE7.0
MTのバージョンは4.01で、テンプレートはデフォルトを使用。
30 . January
 テスト生はアライバ級!? 中日の沖縄キャンプで入団テストを受けるトマス・デラロサ内野手(30)=米大ジャイアンツ傘下3A=が29日、北谷球場で行われた合同自主トレに合流。視察に訪れた高代野手総合チーフコーチが「すぐにでも使えそう」と早くも“内定”通知を発行だ。首脳陣の高  評価に気をよくしたデラロサは「“郷に入らば郷に従え”だ。日本式に練習する」と猛ハッスル。また、テスト生のマキシモ・ネルソン投手(25)=イスラエルリーグ・モディン・ミラクル=は、ブルペンでの投球を初披露した。

 センスの良さは一目瞭然(りょうぜん)だった。この動きなら鉄壁の二遊間にも劣らない-。デラロサの一挙手一投足に注目していた高代野手総合チーフコーチが静かにうなずいた。

 「うまいよ。ハンドリング(グラブさばき)はうまいし(捕球体勢が)捕ってから投げやすい入り方をしている。反応がいいね。あとは土のグラウンドでどうか見たいが、きょう見た限りではすぐに使えそう」

 この日は雨天のため、ランニング以外の練習は屋内練習場内のみ。守備練習は人工芝での簡単なゴロ捕だけだったが、既に選手の間で評判になっていたデラロサの力量を初めて首脳陣も認めた。中日には“アライバ”こと荒木と井端の最強二遊間がいるだけに、ちょっとやそっとの守備力が高く評価されることはない。それが早々と“内定”なのだから、タダ者ではないかもしれない。

 “守れる内野手”こそ今のチームに必要とされているピースだ。今夏には、落合野球の要でもある井端と荒木が北京五輪の日本代表として抜ける可能性がある。リーグ優勝奪回を狙う落合監督にとって、2人の離脱は大きな痛手。その際の穴を埋めてくれる存在が待望されている。

 打撃に関しても「バットの出方がいい」と高代コーチ。「(外国人の)枠の問題もあるが、内野で誰かがケガすれば上げられるかもしれない」と話していることから、テストに合格すれば早い段階での“日本デビュー”もありそうだ。

 初日の高評価を伝え聞いたデラロサは「ありがたいね。今のところ状態はいいよ」と笑顔。ただ、すぐに真剣な顔に戻って続けた。「早く日本に慣れて、もっとアピールしたい。練習方法は今までと全く違うが“郷に入らば郷に従え”だ。日本式でしっかり練習するよ」

 204センチのネルソンとは対照的に、その身長は日本人並みの178センチ。小さなテスト生の存在感が、にわかに大きくなってきた。 (安藤友美)

 ▼トマス・デラロサ(Tomas Delarosa) 1978年1月28日、ドミニカ共和国生まれの30歳。178センチ、89キロ、右投げ右打ち。96年にエクスポズと契約し、00年にメジャー初昇格。オリオールズ-ブルワーズを経て、06年ジャイアンツに移籍。07年は1年間マイナーの3Aでプレー。122試合に出場し、打率2割8分8厘、11本塁打、70打点をマーク。メジャー通算(エクスポズ、ジャイアンツ)49試合で、打率2割8分9厘、2本塁打、10打点。
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