忍者ブログ
22 . September
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

02 . December
 足を抱え込んだまま、打席に転がり込んだ。井端(中日)が6回の打席で左ふくらはぎに死球を受け、そのまま交代。試合後もスタッフにかつがれたまま宿舎へ帰った。

 「痛い? うん」

 顔をしかめて、井端はひと言発しただけだった。いろんな小技ができるため、星野監督からも高く評価され、中日勢で唯一、2番・指名打者として初戦の先発出場を果たした。4打数無安打と、力は出し切れなかったが、初回は二盗を決めてチャンスを広げることができた。

 それだけに死球があまりにも痛すぎる。「ダメ。こういうことが怖いんや」と星野監督は顔をしかめた。つなぎの攻撃をするには、井端が2番で活躍してくれることが必要条件になる。「痛がらないやつが痛がっていたからな。2番井端は打線の目玉だったから。2番もDHもばらさないと」と田淵ヘッド兼打撃コーチも心配する。

 井端は選手宿舎でも背負われたままで部屋まで戻った。アイシングと電気治療で回復を目指し、韓国戦の出場は様子を見て決めることになっている。井端はけがをしても、翌日は痛みをこらえて試合に出てきた。ピンチだが、簡単には引き下がらない。 (中日スポーツ)
PR
02 . December
中日の堂上剛裕外野手(22)と、堂上直倫内野手(19)が岐阜県本巣市のヒマラヤモレラ岐阜店で1日、トークショーとサイン会に出演。父・照さん(56)=中日合宿所『昇竜館』館長=も特別ゲストで参加し、堂上直を一喝するなどして、会場を沸かした。また、多治見市では山井大介投手(29)と平田良介外野手(19)が、土岐市では浅尾拓也投手(23)が野球教室に参加した。

 やさしい父の顔が、厳しい館長の顔に一変した。「兄弟で違うところは?」。司会者の中日OB、木俣達彦さんからの質問に、照さんははっきり答えた。

 「(試合のない日でも)長男は遠征から(午前)11時に帰ってきて、屋内練習場で打っている。それに比べると、弟はまだプロ意識は足りないかな」。約200人が集まったファンの前で、二男を一喝。隣の堂上直は小さくなるしかなかった。

 今季はファームの4番を務め、ウエスタン・リーグで4本塁打。高卒ルーキーとしてはまずまずの1年に、父としてほめてあげたい。だが、『昇竜館』館長、そして中日の先輩としての目からすれば、物足りなかった。兄を見習え-。初のオフを迎える寮生へのメッセージだ。

 ドラフト6巡目で入団した堂上剛は、1軍のレギュラー争いに加わるまで成長した。要因はまぎれもなく練習量。それは今オフの決断からもうかがえる。チーム方針によれば、4年目を終えて、『昇竜館』を退寮する年だが、もう1年の“残留”を決めた。「僕にはまだまだ練習が足りない。寮にいればいつでも練習できるので、残らせてもらうことにしました」。1軍で活躍できるようになった今でも、まだまだ練習を欲している。

 ましてやファームの立場からすれば…。「ずっと2軍だった兄が1軍に上がったので、僕も上がれるよう一生懸命練習したい」と、堂上直。オフはウエートトレーニングを中心とした体力アップを掲げ、自主トレを開始している。「来年は2人で1軍」。これが兄弟で立てた誓い。兄の背中を追いながら、猛練習に励む。

(中日スポーツ)
01 . December
 中日・中田賢一投手(25)が30日、名古屋市中区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4400万円増となる8500万円で一発サインした。アップ額の4400万円は前日(29日)に更改した中村紀と並ぶ現在のチーム最大幅。14勝を挙げたチームの勝ち頭が、球団査定でもチームトップ級の評価を得た。

 少し疲れた顔で会見場に現れた。「いろいろな話をしたので…」。中田が交渉にかけたのは何と約2時間。ほとんどの選手が1時間以内で交渉を終えるなかで、投球同様に“粘り”を見せた。

 不満があったわけではない。提示額は今季4100万円から倍増以上となる8500万円。これまでのチームトップタイとなる上がり幅。「しっかり評価していただけたと思う」。一発サイン。ただ、今年は胸を張れる立場。勝ち頭の14勝だ。この際、しっかり自分の考えを話した。

 「今年は1年間ケガをせずローテーションを守れたし、リーグ2位でしたが、クライマックスシリーズ(CS)で2つ、日本シリーズで1つしっかり勝てたこと。そういうことですね」

 球団側の交渉にあたった井手編成担当は「彼はまじめで口が重たいので自分が納得するのに時間がかかる」と、振り返った。異例のロングラン交渉も、自己評価をじっくり語れるだけの結果を残したからこそだ。

 1億円の大台も見え、エース候補生が給料でも主軸組の領域に入ってきた。球団側も「(投手のトップ査定は)朝倉と2人。川上も入るけど、3人はみんな25回以上先発してくれている。3本柱です。今年はね」(井手編成担当)と、川上、朝倉、中田に3本柱の期待をかけた。

 「(来季は)1年間ローテーションを守ることを目標として、強い気持ちを持ってやる。勝ち数とかは考えないが、1年間ローテを守るには1年間結果を出し続けないといけない」と中田。今年と同じくシーズン完走を目標に掲げる。
01 . December
渡辺投手が外れたのは残念でした。
投手はかなりハイレベル。最終メンバー全員野球で頑張ってください。

【投手】
ダルビッシュ有(日本ハム)
涌井秀章(西武)
成瀬善久(ロッテ)
小林宏之(ロッテ)
川上憲伸(中日)
岩瀬仁紀(中日)
藤川球児(阪神)
上原浩治(巨人)
長谷部康平(愛知工大)


【捕手】
里崎智也(ロッテ)
矢野輝弘(阪神)
阿部慎之助(巨人)


【内野手】
西岡剛(ロッテ)
川崎宗則(ソフトバンク)
井端弘和(中日)
荒木雅博(中日)
宮本慎也(ヤクルト)
新井貴浩(広島)
村田修一(横浜)


【外野手】稲葉篤紀(日本ハム)
サブロー(ロッテ)
和田一浩(西武)
森野将彦(中日)
青木宣親(ヤクルト)
30 . November
 中日の中村紀洋内野手(34)は29日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、600万円から4400万増の5000万円で一発サイン。8倍以上の大幅アップを勝ち取った中村紀は「ことしはルーキー。来年を勝負の年にしたい」と男の誓いを立てていた。

 つらく苦しい一年が報われた。目の前に提示された金額には不満のかけらもない。600万から4400万円増の5000万円。驚異の大幅アップに、中村紀の顔に“満願の笑み”が広がった。
 「納得です。契約していただけただけでありがたいのに…」。今季130試合に出場し、打率・293、20本塁打。79打点をマークした。チームを53年ぶりの日本一に導き、日本シリーズではMVPにも輝いた。その活躍ぶりをきっちりと評価してもらった。

 昨オフの苦い記憶がよみがえる。オリックスとの契約交渉が泥沼闘争となり、自由契約という屈辱にさらされてテスト生で中日の門をたたく。育成選手から支配下選手に駆け上がった末、大幅増の年俸をゲットした。
 「大変でした。去年のことは思い出したくもない。とにかく恩返ししたい気持ちもあって…。日本一でいい恩返しができた。来年は税金の方も楽になります!」

 報道陣の笑いを誘った中村紀。これまで豪快野球育ち。だが、中日では野球の基本である1球、1点の大事さを学ぶ。育成、若手の選手には『やればできる』というお手本をも示した。

 現在も腰痛の不安を抱えており、来季への備えも口にした。
 「来月、ハワイへのV旅行がある。腰のためには暖かいところがいいのでそこで始動したい。ことしは中日ではルーキー。来年が勝負の年。今季以上の成績を残したい」
 男の誓いを立てた。背番号も「99」を変えるつもりはない。ノリが原点に立ち戻って新たな戦いをスタートさせる。

(デイリースポーツ)
Powered by NINJA BLOG  Designed by PLP
忍者ブログ / [PR]