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19 . September
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16 . November
野球日本代表の星野仙一監督(60)が15日、北京五輪予選で中日の井端を「2番・指名打者」で起用するプランを持っていることを明らかにした。首脳陣は中日での同僚・荒木を試合終盤での代走と守備固めに使う方針で、星野ジャパンでは「アライバ・コンビ」が“一時解消”することになる。また、宮崎での練習試合初戦となる17日の西武戦には星野ジャパンのエース・ダルビッシュが先発登板することが確実となった。


 闘将の“アジア予選突破プラン”に新たなバリエーションが加わった。練習休日に報道陣と行った懇談で中日勢の起用法について尋ねられた星野監督。井端の使い方を聞かれ、こう言い切った。

 「指名打者? それはあるよ。1番に川崎とか西岡とか青木とか足の速いのをおいて、2番井端DHでも面白い。DHは大きいのを打つイメージがあるが、(井端をDHで使えば)一癖も二癖もある打線ができる」

 もともと、井端を仕事師とみている星野監督。この思いはアジアシリーズの試合を見て、ますます強くなった。この日も「SK(韓国)は“井端シフト”を敷いとった。でも、それをカキーンとかいくぐっていた」とくせ者ぶりを大絶賛。星野ジャパンでも特性を生かせないか…。こう考えての“井端DH構想”のようだ。

 投手のカンも働く。2番に井端のような硬軟取り混ぜたプレーをできる選手を置けば「何をしてくる?」と相手バッテリーは当然、警戒する。集中力も分散する。「投げる方としては嫌な打線になるぞ。『チョロチョロすんな。ジッとしとけ』と思うわ」と星野監督。オロオロする投手に中軸がドカンと痛撃を食らわす。これが闘将プランの理想なのだ。

 実は井端、03年のアテネ五輪アジア予選でDHに入った経験もある。それだけに、プランを打診した星野監督には「僕は国際大会でDHばかりなんです」とまんざらでもない気持ちを示したという。まさしく、あうんの呼吸。「オレが投げていても、(井端のDHは)いやな打線と思う」という闘将。アジア予選突破への布石を打ったといえそうだ。 


 井端-荒木のアジア一コンビと、西岡-川崎のWBC世界一コンビ。二遊間の呼吸を考えると、いわばセットでの起用法が最有力だったが、山本浩二内野守備コーチは今後の実戦テストで二遊間を固める方針だ。「セットのメリットはあるけど、それにはこだわらない。高いレベルの選手だからね。まあこれから、いろいろと試すわ」。井端-西岡、川崎-荒木の二遊間コンビも今後の壮行試合を含めた実戦の5試合でテスト。打線との兼ね合いも考え、臨機応変な守備陣形になるもようだ。

 もっとも荒木に関しては外野の守備力も評価されており、現段階ではここ一番での代走から外野の守備要員として起用する可能性が大。山本コーチは「荒木は若い時に外野もやってるから、代走から守りでゲームに入っていける」と言う。二塁手のライバル・西岡がスイッチヒッターという利点からスタメン起用が濃厚で、荒木に求められるのはここぞの場面での盗塁成功と外野の守備力。荒木自身も「外野の守備は大丈夫」と自信を見せており、与えられた持ち場で全力を注ぐことになる。

(中日スポーツ)
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