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19 . September
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08 . December
 スポーツ用品メーカー・ミズノ社の「野球・ミズノアドバイザリープロスタッフ会議」が7日、大阪市の同社で行われた。中日からは山本昌広投手(42)、井端弘和内野手(32)、荒木雅博内野手(30)が出席。道具に関する意見交換の場で、井端と荒木がそろって明かしたのが来季から使うバットのモデルチェンジ。新型バットによって08年型の1、2番コンビはスケールアップするかも…。

 職人が慎重にヤスリをかける。できたてほやほやの2本の白木のバットが、井端と荒木に手渡された。感触を確かめる2人。手にしたのは来季から使用する予定の新モデルバットだ。

 井端が持ったバットからは、あのトレードマークがなくなっていた。「まるっきり変えますよ。これまでのタイカッブをやめるんです。普通のタイプで、少し大きめのものにします」。今の球界、タイカッブ式バットを使う代表格だったのが井端だった。

 新仕様のグリップエンドは、バットの世界では「P型」と表される。いわゆる「普通」のグリップエンド。新仕様の狙い、とは? 「感覚的なものです。タイカッブより普通の方がしっくりくるようになった。今まで使っていたものがある日突然しっくりこなくなること、あるでしょ。グラブでもあることです」

 あくまで、プロにしか分からない感覚の世界。ただ、一般的にタイカッブは打率重視向け、P型は中、長距離バッター向けと言われる。新仕様バットは長打力アップにつながるかもしれない。

 荒木は指の太さ1本分ほど長くする。こちらも「感覚の問題です」と言う。本人にしか分からない世界ながら、バットマンにとっては大きな変化だ。

 長くするのは「元に戻す」ことでもある。荒木はグリップエンドと握った手の間にすき間を空けるタイプで、今季途中「指2本分」だったものを「指3本分」に広げた。その分、握った先の長さは指1本分短くなった。「指3本分」にした後、好調が待っていた。来季も「指3本分」は続けるつもりで、全体を長くすれば握りから先を今季途中までの長さに戻せる。

 バットが長くなる荒木の場合も、一般論では長打力向上につながる。08年版アライバ1、2番コンビはスケールアップしているかもしれない。

 (中日スポーツ)
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