「自分たちがどういう野球をやってきたかを思い出さないと」。前半戦での落合監督の言葉を聞いて、調べてみようと思ったことがある。本塁打が出た試合は勝てるけど、出ない試合は勝てないような…。予想は当たっていた。
ここまで本塁打なしの試合は12勝26敗3分で勝率3割1分6厘。昨年は29勝32敗2分でほぼ5割だった。つまり、一発が出なくても、いやらしい野球で得点して、投手陣もしのいでいたのだ。本塁打が出れば勝つ可能性が高いのは決まっている。今年も本塁打ありは36勝19敗2分の勝率6割5分5厘。だからといって今年は昨年以上のペースで本塁打を量産しているというわけでもない。このデータも乗り切れない原因の1つだろう。
ちなみに阪神の本塁打なしが31勝25敗1分で巨人が8勝24敗。これもまた予想通りだった。
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