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20 . September
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22 . March
 出る。つなぐ。崩す。これが日本一打線だ! オープン戦15試合目にしてようやく組めた“開幕オーダー”。落合監督が早々と2月1日に指名した8人のレギュラーがそろい、前哨戦でコイを丸のみにした。  「今はすごくボールがよく見えているんだ。開幕? イエス。準備はできているぜ」  6回1死二塁。火の出るような打球を中前に転がしたのが主砲・ウッズだ。これで3戦連続の適時打。開花宣言もうなずける。ウッズから始まったヒットパレード。代わりばなの青木勇から和田、中村紀が三遊間を破り、森野の同点打へとつながった。  出るべき人が打席に立ち、そしてつながった。本番さながらの集中攻撃は収穫だったが、それぞれの“打撃脳”にインプットされた情報も大きな実を結ぶはずだ。広島の先発は若きエース候補・前田健。ウッズの適時打で引きずり降ろすまで、4安打と打ちあぐねた。だが、真っすぐの球質を見た。カーブとスライダーの軌道も確かめた。初見の不利をこの時期に済ませたことは、打つ側にプラスとなる。  「いい投手でしたね。恐らく公式戦で対戦することになると思う。第3戦かもしれんね。でも1本出たんで、余裕をもってシーズンを戦えますよ。見られてよかった」  2回に前田健から右前に放った中村紀は、この日の対戦の意味を隠さなかった。前田健には2三振と倒れた和田も「感覚的に(という意味で)見ることができてよかった。第3戦の可能性があるわけですからね」とうなずいた。2人が口にした『第3戦』とは3月30日を意味する。本番でも…。個々の“点”ではなく、8人の“線”で突き崩す。それが竜の野球。日本一打線の厚みなのだ。 (渋谷真)
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