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19 . September
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15 . November
 08年北京五輪を狙う日本代表が14日、スクランブル布陣を披露した。宮崎強化合宿3日目となったこの日、中日勢が初合流し、愛知工大・長谷部を除く30選手が集結。野手全員がそろったシートノックで中日荒木が中堅、森野が一塁に入るなど、これまでと違ったバージョンをテストした。星野仙一代表監督(60)も「緊張感もあって締まっていた」と手応えを感じていた。

 中日勢が加わったこの日、野手全員がそろって初めて行われたシートノックで、シーズン中ではめったにお目にかかれない守備隊形が敷かれた。チームに合流したばかりの荒木が、井端と名コンビを組む本職二塁からセンターに回った。「何が起こるかわからんからな」と星野監督は危機管理を強調する。続けて「荒木の場合、二塁はいつでもできる。でも外野も超一流だ。赤星(阪神)もうまいが、バネもあるし一歩目が速いしな」と言った。

 荒木以外にも、今季投手と捕手以外の7ポジションを守って、5個のグラブを持参した森野を一塁に据える陣形をテスト。午後からのフリー打撃では、荒木が今度は左翼へ。また首脳陣は、遊撃手井端に三塁、外野起用の準備も指示するなど、まさに守備固めを重視したスクランブルだ。荒木は「レギュラーをとったのも外野だったので違和感はなかった。思ったより動けた」と成果を口にした。

 星野監督も「野手にはボールが滑るから、近くのカットまできちっと返せと言ってある。みんながそろうと引き締まるな」と手ごたえ。アジア予選(12月1~3日・台湾)では、1点が命取りになるだけに、鉄壁を目指していく。

(日刊スポーツ)
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14 . November

アジアナンバーワンコンビが合流



日ごろ異なるユニホームを着るTSUYOSHI、川崎宗則の二遊間コンビの大きな声がグラウンドに響き渡る。そんな光景にも慣れた野球日本代表・強化合宿3日目、「KONAMI CUPアジアシリーズ2007」を制した中日の鉄壁の二遊間、荒木雅博、井端弘和が星野ジャパンに合流した。最終候補の野手メンバー17名全員がそろって行われた初めての練習は、「もっと楽しくやっているのかと思ったら、みんながシーズン開幕間際のような意識だった」と井端が驚くほど、チーム全体に緊張感あふれるムードが漂った。その中で、守備走塁を担当する山本浩二コーチがバットを握る内野ノックでは、荒木-井端のコンビが軽快なプレー。アジアシリーズまで長いシーズンを戦ってきた疲れもどこ吹く風、息の合ったところを見せた。

 2006年のワールドベースボールクラシック(WBC)で世界一に輝いたTSUYOSHIと川崎、4年連続でゴールデングラブ賞を獲得している荒木と井端。どちらの組み合わせでも、日本代表にふさわしいディフェンスを誇る。さらに、アテネ五輪、WBCと国際経験豊富なベテラン宮本慎也、今季はバッテリー以外すべてのポジションを守ったオールラウンドプレーヤー森野将彦と“守りのスペシャリスト”がそろう星野ジャパン内野陣。山本コーチは、「コンビを限定するつもりはない。誰がコンビを組んでも対応できるものを持っている」と信頼を寄せる。

こだわり捨てて勝利を目指す



 しかし、荒木や井端は、「いろいろなポジションを守る可能性があると言われている」と語るように、二遊間だけにこだわりを見せない。数少ないメンバーで臨むアジア予選では、試合終盤での代走から守備固めも想定される。カットプレーの練習で、荒木はセンターに入り、無難な動きを見せた。「ショートで先発するつもり」とスタメンに意欲を見せる井端も、「外野を守れと言われても戸惑わない」と複数ポジションに積極的な姿勢だ。「日の丸の下にチーム全体がひとつにならなければ勝利はない」と常々星野仙一監督が語るように、並み居る精鋭たちも勝利のためには自己は捨て去る――。プロ球界を代表する二遊間コンビが大きな戦力となるのは間違いないが、彼らの柔軟なスタイルこそが星野ジャパンの最大の武器かもしれない。

(スポーツナビ)

12 . October
12月に台湾で行われる北京五輪出場をかけたアジア予選に挑む星野仙一監督率いる野球・日本代表が12日、最終候補メンバー34名を発表した。内訳は、投手は15名、捕手4名、内野手8名、外野手7名。9月の追加メンバーで唯一アマチュア野球界から召集された愛工大・長谷部康平投手がメンバーに入ったが、高卒ルーキーで11勝を挙げた東北楽天の田中将大投手は落選した。主将はアテネ五輪、2006年ワールドベースボールクラシックの出場経験がある東京ヤクルトの宮本慎也が務める。この日発表されたメンバーで11月21日からの宮崎強化合宿に入り、最終登録メンバー24名に絞る。

■投手15名
ダルビッシュ有(北海道日本ハム)
武田久(北海道日本ハム)
武田勝(北海道日本ハム)
杉内俊哉(福岡ソフトバンク)
涌井秀章(西武)
渡辺俊介(千葉ロッテ)
成瀬善久(千葉ロッテ)
小林宏之(千葉ロッテ)
加藤大輔(オリックス)
川上憲伸(中日)
岩瀬仁紀(中日)
藤川球児(阪神)
上原浩治(巨人)
高橋尚成(巨人)
長谷部康平(愛工大)

■捕手4名
里崎智也(千葉ロッテ)
矢野輝弘(阪神)
阿部慎之助(巨人)
相川亮二(横浜)

■内野手8名
TSUYOSHI(千葉ロッテ)
川崎宗則(福岡ソフトバンク)
井端弘和(中日)
荒木雅博(中日)
宮本慎也(東京ヤクルト)
小笠原道大(巨人)
新井貴浩(広島)
村田修一(横浜)

■外野手7名
稲葉篤紀(北海道日本ハム)
サブロー(千葉ロッテ)
多村仁(横浜)
和田一浩(西武)
森野将彦(中日)
青木宣親(東京ヤクルト)
高橋由伸(巨人)

(元記事::スポーツナビ)
27 . September
 08年北京五輪の出場を目指す星野仙一日本代表監督(60)が、難問に直面した。26日に都内で開いたスタッフ会議で、3時間にわたって70人の代表候補を40人(うち投手19人)に絞ったが、12月のアジア予選(台湾)突破へクリアすべき問題点が浮上した。

 〈1〉二塁手の不在 「セカンドがいないよ。バリバリのが…」代表候補の荒木(中)が不振。追加メンバー入りした高須(楽)も体調面が万全でなく、現時点では空席だ。11月の直前合宿(宮崎)で西岡(ロ)や井端(中)らをテストして“代役”を決める。

 〈2〉ペナントレースの代償 優勝争いによる登板過多の投手が続出。故障や調子を落とす選手が出てきた。「最たるのが球児。休養を与えれば調子が戻ってくるのか」守護神候補の阪神・藤川の名前を挙げた指揮官。各球団と連携して、代表選手のメディカルチェックを実施し、体調面を管理していく。

 〈3〉中日・福留の落選 3番打者の有力候補だったが、8月の右ひじ遊離軟骨除去手術明けを考慮し、代表候補から正式に外した。「残念だが、予選は無理だろう」10月12日に最終メンバー約30人を発表するが、闘将は顔を曇らせたままだった。

(スポーツ報知)
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