セ・リーグ、中日12-3広島、20回戦、中日13勝7敗、22日、ナゴヤドーム
強竜打線が爆発した。14安打12点で広島を圧倒。3連勝で前日21日に奪った首位を守り、落合監督の舌は滑らかだ。
「今年初めて九回の野球をゆっくり見させてもらったよ」
9点差をつけての展開に、ベンチでゆったりと勝利の瞬間を見届けた。2ケタ得点は8月3日の横浜戦(横浜、13-5)以来、42試合ぶり。貧打線を嘆いていた指揮官を安心させたのは満塁男・谷繁のバットだった。同点で迎えた六回一死満塁の場面で、決勝の左前2点適時打を放った。
「ストライクゾーンなら全部打とうと思っていた。やっと結果が出てよかった」
七回の一死満塁でも走者一掃の右越え二塁打を放つなど、猛打賞&5打点の大暴れ。通算打率.239、得点圏打率も.227と低いが、満塁では11打数4安打12打点と別人になる。「集中しやすいわけじゃないけど、何かあるんじゃない」とおどけてみせた。
横浜時代を含め、リーグ制覇3度のベテランもこれほどのデッドヒートは初体験だ。「今の時期に3チームが0.5差の中にいることは経験したことがない。その日の試合を必死にやるだけです」。今季チーム133試合目で、谷繁は125試合目の出場。96年から12年連続で110試合以上に出場している鉄人捕手は疲れ知らずだ。
23日、待望のセ・リーグ優勝マジック「8」が点灯する。激闘は続くが、チーム史上初のリーグ連覇へ、あともうひと息。落合竜が最終コーナーを回ったところでムチを入れ、そのままトップでゴールインを目指す。
(サンケイスポーツ)
>通算打率.239、得点圏打率も.227と低いが、満塁では11打数4安打12打点と別人になる。
頼りになるわシゲさん!
本当に勝負強いというか、ココでとってほしいって時にやってくれるんだぜ…!!
デッドヒート胃が痛くなりそうですけど楽しいわー。
負けたときがすごいけどね笑
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