ウエスタン・リーグ、阪神戦の取材で訪れた鳴尾浜球場で、妙に“アツアツ”なコンビが目についた。平田と堂上直。お互いバットを片手になにやらニコニコと語り合い、ノックを受け終わればまたベンチ前で談笑。滞在した2日間、とにかくこの2人の仲良しぶりが目立っていた。
平田に理由を尋ねると、「直倫が『打撃の話をしましょうよ』って言ってきたんです」とのこと。どうやら、1軍で立浪兼任コーチらに教えを受けている平田に、その内容を尋ねていたらしい。「僕と直倫はバットが外側から出るところが似ているんです。だから『内側から出すように』って教えました」と“平田コーチ”は笑った。
共通点が多い2人。ともに甲子園をわかせ、ドラフト1巡目指名で中日入りした。お互いを高め合って、ファンが夢見る主軸コンビをいつかは-と期待したい。
(木村尚公)
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