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20 . September
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06 . August
 しんどい。息が上がる。ももが張る…。星野ジャパンの取材で東京に来て4日目。もう下半身が泣きを入れそうになっている。

 つらさの原因は、合宿を行うジャイアンツ球場にある階段だ。メーン球場から屋内練習場まで95段。ここの上り降りで選手の取材ができるのだが、これがこたえる。

 質問しながら、息が切れる。選手もつらい。「慣れた? そんなこと、ないです。ハアーッ…」。川上は毎回、顔をゆがめる。岩瀬はいつも丁寧に質問に答えようとする。「自分の中で…、え…、ハア…」。だが、息が続かず、報道陣の笑いを誘う場面も。

 身軽に上り降りする選手もいるが、超ヘビー級の山本浩二コーチなど見るからにつらそう。「うわーっ、これは、何だっ!」。野太い声を響かせながら必死に上っていた。

 (生駒泰大)
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01 . August
 オールスターの試合前、京セラドーム大阪のグラウンドに姿を現した選手のいでたちに目を見張った。パ・リーグは「青」、セ・リーグは「緑」のおそろいのユニホームを着ていたからだ。サッカーのオールスターでは当たり前でも、野球となるとおそろいは見慣れない。リーグのイメージカラーに合わせた、練習限定のユニホームだそうだ。

 例年にはない試みに、中日の選手の反応は複雑だった。荒木は「ボクは緑が似合わないんだよね」。4度目のオールスターとなる和田は「おかしいでしょ。この色は『いけてない』」。2人ともデザインに納得いかない様子で苦笑いしていた。

 試合中は各チームのユニホームでプレーした選手たち。個人的にはやっぱりこの方が格好いいけど、統一のユニホームも「特別感」があっていい。ただし、来年も続けるならデザインには一考の余地がありそうだが…。
10 . July


井端にちょっとした“ストーカー”が現れた。2軍の練習に参加した約1週間、その動きを必死に目で追いかけていたのが新人の谷(日立製作所)だった。

 特に注目していたのが井端がノックを受ける姿だった。「守備を見ておかないと…」。ときには近く、ときには遠くから、自分の練習の手が空くと視線を向けた。

 見つめるといっても、もちろん変な意味ではない。「やっぱり井端さんはうまいです」。同じ遊撃手の谷にとっては最高のお手本。井端の2軍調整は千載一遇のチャンスだった。

 2月の沖縄キャンプで一度、1軍の練習に参加し、井端らと一緒にノックを受けた。「今の自分にはあのレベルの中に入るのは無理です」。当時の感想だ。

 それから約5カ月。今回は少し違った目で井端の動きを見られただろう。
27 . June
 ウエスタン・リーグ、阪神戦の取材で訪れた鳴尾浜球場で、妙に“アツアツ”なコンビが目についた。平田と堂上直。お互いバットを片手になにやらニコニコと語り合い、ノックを受け終わればまたベンチ前で談笑。滞在した2日間、とにかくこの2人の仲良しぶりが目立っていた。

 平田に理由を尋ねると、「直倫が『打撃の話をしましょうよ』って言ってきたんです」とのこと。どうやら、1軍で立浪兼任コーチらに教えを受けている平田に、その内容を尋ねていたらしい。「僕と直倫はバットが外側から出るところが似ているんです。だから『内側から出すように』って教えました」と“平田コーチ”は笑った。

 共通点が多い2人。ともに甲子園をわかせ、ドラフト1巡目指名で中日入りした。お互いを高め合って、ファンが夢見る主軸コンビをいつかは-と期待したい。

(木村尚公)
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