忍者ブログ
21 . September
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

03 . January
 前代未聞のトークショーが開催された。中日のマスコット・ドアラ(年齢不詳)が2日、愛知県日進市のナゴヤハウジングセンター日進梅森会場で行われた「中日ドラゴンズ石黒広報トークショー&ドアラもやってくる!」に参加。話すことはできないためホワイトボードを使用しての“筆談”で、午前と午後を合わせ、詰めかけた約1700人のファンを喜ばせた。

 健太と間違えた?
 並の選手よりはるかに人気があった。午前の部と午後の部を合わせて1700人ものファンが正月早々、その人?、いや動物? を見たさに詰めかけた。お目当てはド・ア・ラ。その人気に後押しされて、球界史上初ともいえる球団マスコットのトークショーが実現したのだ。

 「マスコットのトークショーは球界で初めてでしょうね。でも、まさかこんなに人が来るとは。(4日の)健太(朝倉)のトークショーと間違えているんでしょうか」

 こう目を白黒させた「ドアラ付広報」の石黒広報だが、もちろんファンは間違えてはいなかった。題名は石黒広報トークショーでも、主役はドアラ。午前11時、普段のユニホームではなく、スーツ姿で出現すると場内は一気にヒートアップだ。

 トークショーは司会者と石黒広報の掛け合いでスタートしたが、隣に座ったドアラには大きなホワイトボードが…。話すことはできないため、思ったことは筆談による“トーク”。盛り上がったのは質問コーナーだった。

 年収は「パン」です
 ファン「好きな芸人は?」

  ドアラ 「たかだじゅんじ(高田純次)」

 ファン「よく森野と間違えられるそうだが」

  ドアラ 「かわい(川相)コーチがまちがえる」

 ファン「年収は」

  ドアラ 「パン」

 ファン「マスコットのライバルは」

  ドアラ 「(ロッテの)クール?」

 ひらがなとカタカナを駆使したトークにファンも大満足。ほかには今回のスーツは昨年の交流戦時に購入。ズボンはシッポを出すために後ろ前が逆などの秘話を披露した。

 「こんなに来てくれるとは思わなかった。ビックリしています。この勢いで今年も頑張りたい」

 終了後、こうコメントを寄せたドアラ。昨年夏から動画サイトなどでコミカルな動きが注目されるなど人気が沸騰。昨年行われたヤフーの「12球団人気マスコットランキング」で1位に輝いたこともあって主催者が招いたが、福岡や関東など遠方から集まるなどトークショーは大成功。2月には自身の本を発売、この日は日本テレビが取材するなど注目度は増すばかり。人気だけなら、福留がカブスに移っても、ドアラがいれば大丈夫? (兼田康次)

 【ドアラ】 年齢および生誕地不明。本人が言うには1994年、ナゴヤ球場に捨てられていたところを拾われて、マスコットになる。2004年にユニホーム新調。それにあわせて背番号が「000」から「1994」になる。
PR
01 . January
 北京五輪イヤーはエース代行も務める。中日・中田賢一投手(25)が31日、北九州市八幡西区で早朝ランニングを行い、2008年への決意を語った。「1年間通して投げる」。まず、ローテ死守の誓い。さらに五輪出場が有力な川上の穴埋め役について「投げさせてもらえるのはありがたい」と、エース代行へ意欲を語った。

 夜が明けきっていない午前6時すぎ。肌を刺すような寒風を受け、中田は走り始めた。郷里の金山川(きんざんがわ)沿いの道。「きれいになってずいぶん変わりましたけど、懐かしいですね。小学校のマラソン大会でもこの辺りを走りました」。大みそかの早朝。中田が選んだのは原点の道だった。

 昨年3月、父親の治英(はるひで)さんを亡くした。父と2人、小学生のころから走り続けた道だった。毎朝、午前6時すぎに出発。中田の人並み外れた馬力を築く基礎となったのが、この早朝ランニングだ。

 帰郷してからは、アマ時代に世話になった治療院などで、体のケアに重点を置いてきた。この日が1日早い新年の“始動”。約1時間走った。

 原点の道を踏みしめ、迎えるプロ4年目。期間限定ながら「エース起用」の年になりそうだ。入団から3年、ずっと「エース」は川上だった。巨人、阪神というライバル中心に投げ、節目で投げる。そんな不動のエースが夏場の約1カ月間、ジャパンの一員として抜けそうなのだ。

 夏場のエース代行。候補筆頭は中田だ。「1年目も3年目も、けっこう厳しい状況での試合には投げさせてもらってきたと思う。それを嫌だと思ったことはないです。むしろ幸せ。そういう場面で投げられるのは投手として幸せだし、ありがたいと思う」。大役、望むところだ。

 新年の個人の誓いはローテ死守。「しがみついてでも、1年間投げ続ける。それができれば結果はついてくる」。1年間投げ続け、エース代行を受けて立つ。エース養成の道は最終段階へ突入する。 

(生駒泰大 中日スポーツ)
01 . January
 勝算は竜にあり!! 激動の2008年、落合丸は5年目のシーズンに出航する。53年ぶりの日本一を勝ち取った過去は清算し、未来に挑む。ペナントレース、クライマックスシリーズ、そして92年の西武以来16年ぶりの連続日本一へ…。幾多の障害があっても、落合博満監督(54)に抜かりはない。公約に掲げた“3冠”へ突き進む。

 そのハードルが高く、険しい道のりであればなおさら燃える。それが落合という男だ。ファンを歓喜の渦に巻き込んだ53年ぶりの日本一にも、ノドの奥に引っかかった“小骨”の不快さを、すでに何度も公言。新年を迎え、その思いはさらに強くなっている。

 「日本一になることはできたが、連覇を成し遂げていないという課題は、まだこのチームに残っている。ペナントレースを制して、クライマックスシリーズを勝ち上がって、再び日本一になる。それが目標なんだ」

 現役時代とは違った形の“3冠宣言”。有言実行を自らに課し続けてきた落合監督らしい年頭の言葉だった。もちろん平らな道ではない。公約実現への黒い影は、3つある。(1)福留の穴(2)空前の大補強をした巨人(3)北京五輪だ。

 「ライトはビョン(李炳圭)でいく。レフトは和田だよ。FAで獲得してポジション争いするなんてことは(常識的に)ないだろう。(07年も福留は)7月からいなかっただろ? 夏からいないのは(そのシーズンは)いないのと同じだよ」

 左翼は和田、右翼は李炳圭。ポジションをずらすことで、福留の穴を埋める。クリーンアップはウッズを和田、森野ではさんでトリオを形成。攻守で日本トップクラスの福留と同じ“仕事量”を望むのは酷だが、和田の補強により影響は少なく抑えられる。

 グライシンガー、クルーン、ラミレスと史上空前の補強で連覇を狙う巨人。そこには自慢のスコアラー陣の中でも最も信頼をおいている筒井スコアラーを配置転換した。巨人よりもむしろ、立ちはだかる壁の高さは北京五輪になる。勝負の8月戦線で北京五輪に多くの選手を出さなければならない。昨年12月のアジア予選でいえば、川上、岩瀬、荒木、井端、森野、和田、李炳圭(韓国はまだ代表権を得ていない)の7人が参加していた。エース、クローザーとレギュラー野手5人。それでも落合監督に不安の色を見つけることはできない。

 「それは(全面協力を決めた時点で)分かっていたこと。そのために準備する時間があったんだから。みんながするような心配はしていないよ。負ける戦いはしません」

 乗り切る算段はしている。何と昨春のキャンプの時点で1年半後の北京を想定。ベテランを放任してまで若手育成にこだわったのはそこに理由がある。ただ、シーズンでそのツケがきたとの反省から、今春は主力にも厳しい目を注ぐ。調整を確認しつつ、平田、浅尾ら新戦力の台頭をうながす方式だ。2008年の“3冠ロード”も、落合監督に任せておけばいい。
 (渋谷真 中日スポーツ)
31 . December
 バント、エンドラン、右打ち、小技名人の井端が、来年は本塁打も加える。来季の打撃目標として、具体的な数字を挙げて達成することを宣言した。

 「20本塁打、70打点と、打率は3割を最低条件にしたいです。体調が良ければ、打率はもっと上もと思っています」

 今年は打率2割9分6厘、5本塁打、45打点だった。本塁打、打点はかなりハードルを高くしている。でも、達成したい。それは、カブスへ移籍する福留の抜けた穴を何としても埋めたいという思いからだ。

 「穴は相当でかいです。代わりにできる人なんていません。少しでも、残りの野手8人でカバーしたい。みんな少しでも成績を良くするしかない」

 右ひじを故障した今年は別として、最近の福留の成績を考えれば、30本塁打、100打点分を穴埋めしなければならない。「個人的にはその半分を埋めたい」と井端は話すが、50打点を上積みするのは打順にもよるため厳しい。でも、「ホームランくらいはいけるんじゃないか。そうなれば20打点は増えます」と、15本塁打の上積みは可能と考えている。では、どう量産するのか?

 「打ち分けだと思います。ホームランを狙う打席が増えるだけです。練習でもカンカンはいるんで、下手な細工をしなければ」

 今年までグリップの太いタイカッブ式のバットを使っていたが、来年は普通よりやや太いくらいのグリップのバットを使う。これまでのバットが振りにくくなったためだが、それは力がついてきたからと井端は考えている。つまり飛距離増も期待できる。来年の打順は2番が最有力だが、小技プラス、目標の成績を達成できれば鬼に金棒。最強の2番打者が誕生する。 

(山本諭 中日スポーツ)
31 . December
 完全優勝の道は減量と増量にあり。中日・岩瀬仁紀投手(33)と、井端弘和内野手(32)が30日、愛知県常滑市の常滑競艇場で行われたトークショーに出演。来季について、岩瀬は球のキレを戻すために、2キロの減量を、井端はカブスへ移籍した福留孝介外野手(30)の抜けた穴を埋めるため、一発増量の20本塁打、70打点、打率3割以上を誓った。

 プロ10年目に入る岩瀬が初めて減量を決意した。トークショーでオフの体のことを聞かれると、体重が気になりだしていることを告白した。

 「体は、今年は全体的に太り気味です。増えたからどうのと思いたくないのですが、球のキレを見てたら、もうちょっと絞りたいなと思っています」

 現在、岩瀬の体重は87キロほど。それを2キロほど減らそうというものだ。「感覚の中で調整しています」という左腕はベスト体重は設定していないが、今季、球のキレがもうひとつだった理由を体重増に求めた。今年の成績は2勝4敗43セーブの防御率2・44。昨年よりセーブ数は3つ増えたが、失点が10点増えて防御率が3年ぶりに2点台になった。

 生活パターンを変えることなく、体を動かしながら体重を落とせるのがベスト。でも、年齢的に自然減が難しくなってきていることを感じている。その対策は食事だ。

 「制限しないといけないのかなという部分はある。食事は少し制限しないと。肉を魚に変えることはしていないけど、野菜を多く取るように心がけてます」

 岩瀬は08年、前人未到の記録がかかっている。現在、3年連続40セーブ以上はすでに新記録になっている。また、デビューから9年連続で50試合以上登板の記録は、大洋(現横浜)で活躍した故秋山登氏とトップタイで、来季記録すれば単独トップになる。中日になくてはならない絶対的な守護神が来季も活躍するためには、減量が大事なのだ。

 「もともとは太る体じゃなくて、プロに入ってから増やそうとやって、(入団した時の74キロから)増えたのはいいけど、歯止めがきかなくなった」

 五輪予選のあった今月初めまでずっと野球をやっていたため、今は完全休養中。本格的に体を動かすのは1月中旬からで、減量もそこからスタートする。

  (山本諭)
Powered by NINJA BLOG  Designed by PLP
忍者ブログ / [PR]