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22 . September
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09 . December
 マサ、ずっと現役でいてくれよ-。テレビ番組収録を兼ねた野球教室とイベントが8日、兵庫県川西市の川西明峰高校で行われ、「プロ野球昭和40年会」のメンバーが参加した。昭和40年生まれの面々が集まり、中日からは山本昌広投手(42)が参加。来年も200勝を目指して投げ続ける同級生へ、今季限りで引退した前ヤクルト監督の古田敦也氏(42)が「1年でも長く現役を…」と、エールを送った。

 年を重ねるごとに寂しさが増す。オフ恒例のイベントで集まった「40年会」。かつて球界の一大勢力を形成した昭和40年生まれの選手が、今ではたったの2人だけ…。

 40年会のリーダー・古田氏が熱く願いを語った。「現役のときはボクもよく周りから、1日でも長く現役でいてくれ、と言われました。ボクもやっぱり同級生には1年でも長く現役でいてほしいと思う。ケガをしないように、長く現役を続けてほしいですね」。エールを送った相手は、あと2人だけになった同級生の現役選手。山本昌とロッテ・小宮山だ。

 昭和40年生まれの選手では、今季限りで古田氏、日本ハム・吉井投手コーチ(前ロッテ)が引退。この日は古田氏の母校である川西明峰高校に大勢の同級生が集まったが、現役は前年の4人から2人に減った。

 確かに“絶滅”の危機に瀕(ひん)している。だけど、まだ息絶えるわけにはいかない。古田氏が言う。「非常に高い目標がありますからね。その目標を目指して、ケガをせず、がんばってほしいですね」。山本昌の前には、征服すべき山頂が控える。200勝だ。

 今後、当分現れることがなさそうな200勝投手へ、あと7勝。そしてさらに現役を続け、もっと星を積み重ねる希望の星…。これは山本昌個人だけでなく、「40年会」、そして同年代の人たちの願望でもある。 

(中日スポーツ)
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08 . December
 スポーツ用品メーカー・ミズノ社の「野球・ミズノアドバイザリープロスタッフ会議」が7日、大阪市の同社で行われた。中日からは山本昌広投手(42)、井端弘和内野手(32)、荒木雅博内野手(30)が出席。道具に関する意見交換の場で、井端と荒木がそろって明かしたのが来季から使うバットのモデルチェンジ。新型バットによって08年型の1、2番コンビはスケールアップするかも…。

 職人が慎重にヤスリをかける。できたてほやほやの2本の白木のバットが、井端と荒木に手渡された。感触を確かめる2人。手にしたのは来季から使用する予定の新モデルバットだ。

 井端が持ったバットからは、あのトレードマークがなくなっていた。「まるっきり変えますよ。これまでのタイカッブをやめるんです。普通のタイプで、少し大きめのものにします」。今の球界、タイカッブ式バットを使う代表格だったのが井端だった。

 新仕様のグリップエンドは、バットの世界では「P型」と表される。いわゆる「普通」のグリップエンド。新仕様の狙い、とは? 「感覚的なものです。タイカッブより普通の方がしっくりくるようになった。今まで使っていたものがある日突然しっくりこなくなること、あるでしょ。グラブでもあることです」

 あくまで、プロにしか分からない感覚の世界。ただ、一般的にタイカッブは打率重視向け、P型は中、長距離バッター向けと言われる。新仕様バットは長打力アップにつながるかもしれない。

 荒木は指の太さ1本分ほど長くする。こちらも「感覚の問題です」と言う。本人にしか分からない世界ながら、バットマンにとっては大きな変化だ。

 長くするのは「元に戻す」ことでもある。荒木はグリップエンドと握った手の間にすき間を空けるタイプで、今季途中「指2本分」だったものを「指3本分」に広げた。その分、握った先の長さは指1本分短くなった。「指3本分」にした後、好調が待っていた。来季も「指3本分」は続けるつもりで、全体を長くすれば握りから先を今季途中までの長さに戻せる。

 バットが長くなる荒木の場合も、一般論では長打力向上につながる。08年版アライバ1、2番コンビはスケールアップしているかもしれない。

 (中日スポーツ)
08 . December
 中日の朝倉健太投手(26)が7日、名古屋市中区の球団事務所で2度目の契約更改交渉に臨み、4500万円増の年俸1億1500万円でサインした。前回交渉では1億円の提示に態度を保留、球団側が2年連続の2ケタ勝利の評価を再考し、“反省”の上積みで一件落着した。また、中継ぎとして今季62試合に登板した岡本真也投手(33)も、2度目の交渉で2000万円増の9000万円で更改した。 (金額は推定)

 難産の末にまた1人、1億円プレーヤーが誕生した。しかも、ジャストではなく一気の大台突破。朝倉が“一流”の仲間入りを果たした。

 「ぼくも8年目が終わり、これが早いのか遅いのかは分かりませんが、高校を卒業した時はまさかこうなるとは思っていませんでした。想像もつかない世界です」

 新人時代はプロの“壁”に激突。「絶対に無理。早くほかの仕事を探さなきゃ」。プロ3年間で結果を出せなければ引退、と本気で考えていた投手が、8年かけて夢の1億円を手にした。前回(5日)の交渉ですでに大台に達していたが、1億円の提示にあえて態度を保留。昨季13勝、そして今季12勝。2年連続で2ケタ勝利を挙げたことを強く主張した。もう頼りない新人ではなく、立派に成長した朝倉であることを認めさせたかった。

 朝倉の毅然(きぜん)とした態度に圧倒されたのは球団の方。“中1日”で1500万円の上積みを決めた。交渉役の井手取締役編成担当は「(前回は)大台のところで油断したというか…。朝倉には前から“2年連続で10勝しろ”と言っていたので再考しました。今回が正当な評価です」と苦笑い。朝倉の存在の大きさを認めた形だ。

 前回交渉を会議のために欠席し、朝倉が保留する一因となった伊藤球団代表も、この日は出席。「悪かったね」との“謝罪”もあって円満解決した。「来年は、今年と同等の活躍をして、3年連続2ケタ勝ちたいですね」と朝倉。エースと呼ばれる日は近い。
07 . December
中日・立浪和義内野手(38)が6日、名古屋市中区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億円(金額は推定)プラス出来高払いでサインした。今季は主に代打で勝負強さを発揮。21年目を迎える来季は打撃コーチも兼任する。年明け1月の自主トレには、選手7人を引き連れて米国・グアムに飛ぶ。立浪の技術が、若手へと伝承される。

 “立浪軍団”がグアムで旗揚げされる。井上、井端、中田の主力組にとどまらず、森岡、田中、高江洲、福田の若手を引き連れて、総勢8人による合同自主トレで年明け始動する。

 「若い選手と一緒に練習します。(人選は)ボクじゃなく、井端が若い子に声をかけてくれたから…。(シーズン中も)若い子はドームに早く来てやっている。うまくなってもらいたいと思うし、ボクはその手助けができればと思っているんです」

 仕切ったのは井端だが、その“団長”は立浪となる。立浪にとっては恒例のグアム始動だが、これまでは井上、片岡(元阪神)、上田ら気心の知れた仲間とのトレーニングだった。だが、来年は一気に世代の壁を取り払った。兼任打撃コーチとなることは無関係ではないだろう。

 「打撃って難しいんです。一生懸命に長く練習してもいい結果が出ないこともある。(自分が)いいヒントというか、個性を引き出してあげるいいアドバイスができればと思うんです」

 来季は勝負の6年目となる森岡、1軍定着を狙う田中、将来のクリーンアップと期待される福田。それぞれが立浪から教わり、学び、盗む。立浪が20年かけて培った技術が、伝承されるのだ。グアムでは宣銅烈監督率いる韓国プロ野球サムスンが1次キャンプを張っており、そこに合流する予定。若手の視野も広がるし、メニューもハードになる。もちろん打者・立浪も、その厳しい環境に身を置く。

 「コーチと選手の配分でいえば、選手が『100』です。選手としてやった上でということです。今年は試合にも出ていないのに(右太ももなどを)ケガして走れなかった。そこを見つめ直してトレーニングします」

 まず選手ありき。この日は球団側と契約交渉を行い、現状維持の1億円で一発更改。「やめ際になると、野球をやらせてもらえるだけありがたいんです」。“別封”のコーチ料はない。教える立浪がときに若手にあおられて…。そんな光景が、グアムの太陽の下で繰り広げられるはずだ。 
06 . December
 【中日】山井投手が6日、1300万円増の3200万円で契約を更改した。昨季は右肩痛で一軍登板がなかったが、7月に復帰して6勝をマーク。日本シリーズでも8回を完全に抑える快投を演じた。「けがしないで1年間過ごすことが絶対条件。このオフから1年間戦える体をつくらなければいけない」と来季をにらんだ。
 立浪内野手も現状維持の1億円プラス出来高払いでサイン。今季は主に代打で勝負強さを発揮。21年目を迎える来季は打撃コーチも兼任する。「肩書が付いたが、あまり意識せず、選手の役にたつよう一生懸命やりたい」と力を込めた。(金額は推定)。


(時事通信)
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