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23 . September
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25 . September
 日本一へと続く夢の懸け橋が頭上に浮かんだ。虹色に輝くレインボーブリッジ。心臓破りの急坂で、落合竜が頭ひとつ抜きんでた。待望の優勝マジック「7」。球団史上初のリーグ連覇が見えた。25日の巨人戦で、オレ竜軍団が泥臭さ全開で首位奪取だ。
 絶妙なコラボが風を運んだ。初回、無死一塁。井端が走った。荒木は右目でスタートと内野の動きをとらえ、無人の三遊間へ打球を動かした。一、三塁。三振と四球を挟んで森野が右前に先制の2点適時打。1、2番の呼吸が激しい波を生んだ。
 派手さ、豪快さとは対極を描く落合野球。堅実さと地味な色に加え、高校野球さながらの一球入魂の精神が白星に直結した。五回、二死一塁からウッズが来日初のヘッドスライディングで二盗。七回には、二死三塁から、井端が二塁内野安打で頭から滑り込んだ。
 「大事な落とせない試合だから、勝手に自然と出ちゃいました」と井端。慢性化した右肩痛。試合前には痛み止めの注射を打つ。激闘を終えた夜には、ベッドでのた打ち回るほどの激痛が走る。井端の勝利を欲したプレーが、巨人の反撃を封じた。
 落合監督はウソをついた。「オレは何にもしてないよ。選手が自然に去年までの戦い方を思い出したんだろ。マジック?あってないようなもんだ。ついたり消えたりするから、マジックって言うんだ」。天王山の大事な初戦。指示通りに動いた兵の力を持ち上げた心憎さ。もぎ取った1勝の重みを物語る。
 今季11度目の奪首。視界の先に真っ白なゴールテープが揺れている。まだ、おぼろげに映る光景をもう、消しはしない。残り9試合。一気に駆け上がる。

(デイリースポーツ)
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24 . September
中日の荒木雅博内野手は24日の巨人22回戦(東京ドーム)に2番二塁で先発出場し、プロ423人目の通算1000試合出場を達成した。
初出場は1997年5月31日のヤクルト9回戦(千葉)。

(時事通信)


荒木1000試合出場おめでとうございます!!!
見たかったなーテレビ…。
最近は守備でも堅い守りをみせ、打撃も上向き。好調!
24 . September
<中日0-5広島>◇23日◇ナゴヤドーム

 中日が広島に完封負け。連勝は3でストップした。初回、2回と得点圏に走者を進めながらもあと1本が出ず、重苦しいムードが漂い始めた3回、先発小笠原が嶋のソロで先制を許した。
さらに、4回には前田智の2ランでリードを広げられた。終盤8、9回には高橋が1点ずつを失いジ・エンド。打線も広島先発大竹を最後まで捕まえられずプロ初完封を許した。先発小笠原はまたも打線の援護がなく6敗目。落合監督は「たら、ればを言うな」と話していた。

(日刊スポーツ)
24 . September
セ・リーグ、中日12-3広島、20回戦、中日13勝7敗、22日、ナゴヤドーム

強竜打線が爆発した。14安打12点で広島を圧倒。3連勝で前日21日に奪った首位を守り、落合監督の舌は滑らかだ。

 「今年初めて九回の野球をゆっくり見させてもらったよ」

 9点差をつけての展開に、ベンチでゆったりと勝利の瞬間を見届けた。2ケタ得点は8月3日の横浜戦(横浜、13-5)以来、42試合ぶり。貧打線を嘆いていた指揮官を安心させたのは満塁男・谷繁のバットだった。同点で迎えた六回一死満塁の場面で、決勝の左前2点適時打を放った。

 「ストライクゾーンなら全部打とうと思っていた。やっと結果が出てよかった」

 七回の一死満塁でも走者一掃の右越え二塁打を放つなど、猛打賞&5打点の大暴れ。通算打率.239、得点圏打率も.227と低いが、満塁では11打数4安打12打点と別人になる。「集中しやすいわけじゃないけど、何かあるんじゃない」とおどけてみせた。

 横浜時代を含め、リーグ制覇3度のベテランもこれほどのデッドヒートは初体験だ。「今の時期に3チームが0.5差の中にいることは経験したことがない。その日の試合を必死にやるだけです」。今季チーム133試合目で、谷繁は125試合目の出場。96年から12年連続で110試合以上に出場している鉄人捕手は疲れ知らずだ。

 23日、待望のセ・リーグ優勝マジック「8」が点灯する。激闘は続くが、チーム史上初のリーグ連覇へ、あともうひと息。落合竜が最終コーナーを回ったところでムチを入れ、そのままトップでゴールインを目指す。

(サンケイスポーツ)
22 . September
【中日5-3広島】かつての代名詞は健在だった。延長11回2死二塁。中日・中村紀は広島・森の126キロスライダーを、こん身のスイングでしばきあげた。19号2ラン。チームにサヨナラ勝利と首位浮上をもたらす値千金の一発。本塁上では手荒い祝福が待っていた。

「それまでチャンスでふがいない打撃だったので…。開き直って、ストライクをフルスイングしようと思っていた」

3回1死二、三塁で見逃し三振に倒れるなど、それまで5打数無安打3三振だった。雪辱のサヨナラアーチは、近鉄時代の04年4月6日のダイエー戦(大阪ドーム)以来。通算8本目は王(巨人)、若松(ヤクルト)と並ぶ歴代3位タイだ。

 「今までホームランはヒットの延長線上と思っていたんですけど、やっぱりホームランは狙わないと打てない。その感覚がようやく分かった」

 近鉄時代から“打撃の師匠”と慕ってきた落合監督に直接指導を受け、新たな感覚を身につけた。持病の腰痛からくる左足のしびれは「アドレナリンが出た時は激痛が走る」ほどだが、それでもフルスイングの信念は曲げない。

 首位に立ったとはいえ、3チームが0・5ゲーム差にひしめく状況に変わりはない。落合監督は「最後は体力勝負か。そういうことになりそうだな」と言い切った。4時間17分の激闘で手に入れた1勝が最後に大きな意味を持つかもしれない。


(スポーツニッポン)
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