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18 . September
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26 . February
 中日・井端弘和内野手(32)と荒木雅博内野手(30)は25日、ともに初の実戦となる紅白戦に出場し、「荒木が走って井端がかえす」お得意のパターンで早速得点を挙げて見せた。“アライバ”の盤石コンビは今季も頼りになりそうだ。

 「1+1」が「3」にも「4」にもなるのがこの2人。球界屈指の荒木、井端のコンビプレーが、初めての実戦で早くもさく裂した。

 6回、紅組の先頭打者として中前打を放った1番荒木が1死後、3番井端の4球目に動く。「(朝倉の)クイックは速かった。でも最近になって走ることができるようなコンディションが整ってきたから、走ってみようと思った。いいスタートが切れました」。無駄のない動作で送られた小田の好送球を、昨季初の盗塁王に輝いた足がわずかに上回った。

 盗塁で生まれた得点のチャンス。それを井端は見逃さない。間髪入れずに次の外角136キロを右中間へライナーではじき返した。「右前へ打つ感覚で打ったら、外野の間を抜けた」。計ったような適時二塁打に、井端は、満足そうにほほ笑んだ。

 荒木が動けば、すかさず井端が反応して得点を生み出す。絶妙な足と技の濃厚なコラボレーション。この日は1番と3番に分かれはしたが、“アライバ”の真骨頂を示す速攻だった。

 昨オフには福留がカブスへFA移籍し、チーム生え抜きの荒木と井端が名実ともにチームの柱になった。鉄壁の二遊間であり、攻めれば12球団で最も“いやらしい”とされる1、2番コンビ。連続日本一へ、これまで以上に2人の存在感は増すはずだ。

 荒木が「バットも振れている。いい形で実戦に入ることができた」と語れば、井端も「きょうは投手との間合いを確かめたかった。上々です」ときっぱり。“ダブル”キーマンは、そろって充実の実戦スタートを切った。 (木村尚公 中日スポーツ)
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26 . February
今年も“アライバ”は健在だ。沖縄・北谷キャンプ初の紅白戦で中日の荒木、井端がそろって出場。存在感を見せつけた。同点の6回、中前打で出塁した荒木が井端の打席の際に二盗。直後に井端が右中間へ適時二塁打。決勝点を叩きだした。

 シーズンで何度も見せてきたシーンを08年初実戦で披露した井端は「内容どうこうより、球がよく見えているから。右前の感覚だったけど、右中間へ飛んだのはよかった。疲れはあるけど調子は上向きです」。一方、昨季の盗塁王、荒木も「(朝倉は)クイックが速いけど(二塁を)狙った。いいスタートでした。まだまだこれから」としてやったりの表情だ。4年連続ゴールデングラブ賞を獲得している二遊間の守備こそ披露する機会はなかったが、“アライバ”は今季も他球団にとってやっかいな存在となりそうだ。

(スポーツニッポン)
08 . December
 スポーツ用品メーカー・ミズノ社の「野球・ミズノアドバイザリープロスタッフ会議」が7日、大阪市の同社で行われた。中日からは山本昌広投手(42)、井端弘和内野手(32)、荒木雅博内野手(30)が出席。道具に関する意見交換の場で、井端と荒木がそろって明かしたのが来季から使うバットのモデルチェンジ。新型バットによって08年型の1、2番コンビはスケールアップするかも…。

 職人が慎重にヤスリをかける。できたてほやほやの2本の白木のバットが、井端と荒木に手渡された。感触を確かめる2人。手にしたのは来季から使用する予定の新モデルバットだ。

 井端が持ったバットからは、あのトレードマークがなくなっていた。「まるっきり変えますよ。これまでのタイカッブをやめるんです。普通のタイプで、少し大きめのものにします」。今の球界、タイカッブ式バットを使う代表格だったのが井端だった。

 新仕様のグリップエンドは、バットの世界では「P型」と表される。いわゆる「普通」のグリップエンド。新仕様の狙い、とは? 「感覚的なものです。タイカッブより普通の方がしっくりくるようになった。今まで使っていたものがある日突然しっくりこなくなること、あるでしょ。グラブでもあることです」

 あくまで、プロにしか分からない感覚の世界。ただ、一般的にタイカッブは打率重視向け、P型は中、長距離バッター向けと言われる。新仕様バットは長打力アップにつながるかもしれない。

 荒木は指の太さ1本分ほど長くする。こちらも「感覚の問題です」と言う。本人にしか分からない世界ながら、バットマンにとっては大きな変化だ。

 長くするのは「元に戻す」ことでもある。荒木はグリップエンドと握った手の間にすき間を空けるタイプで、今季途中「指2本分」だったものを「指3本分」に広げた。その分、握った先の長さは指1本分短くなった。「指3本分」にした後、好調が待っていた。来季も「指3本分」は続けるつもりで、全体を長くすれば握りから先を今季途中までの長さに戻せる。

 バットが長くなる荒木の場合も、一般論では長打力向上につながる。08年版アライバ1、2番コンビはスケールアップしているかもしれない。

 (中日スポーツ)
24 . November
 星野ジャパン、“アライバ”で逆転勝ち-。野球の北京五輪アジア予選(決勝リーグ=12月1-3日、台湾)に臨む日本代表とオーストラリア代表との壮行試合が23日、ヤフードームで行われ、日本が5-1で勝ち2連勝した。1点を追う形となった日本だが、打線の火付け役となったのが荒木雅博内野手(30)、井端弘和内野手(32)の中日コンビ。3回に鮮やかな連打を放ち、後続の逆転打を呼んだ。日本代表は24日に台湾へ出発。予選開幕まで現地で調整する。

 ダイヤモンドを2人で4周した。中日が誇る荒木、井端の“アライバ”コンビが打って、走っての大活躍だ。日本代表で初めての1、2番を組んで4得点の荒稼ぎだ。

 1番・荒木は足を存分にアピールした。3回、三塁手の前に転がすセーフティーバントを敢行した。4回には三塁内野安打で出塁すると、井端の初球にすかさず2試合連続となる二盗に成功。捕手の悪送球で三塁まで進んだ。

 「セーフティーバントは相手の守備位置を見て決めました。足が動いているんで、いいんじゃないでしょうか」

 豪州代表の中には、日本のプロ野球なら間違いなくボークになるけん制球を投げてくる投手がいた。盗塁に確実性を求める荒木も打者への投球で帰塁しようとするなど、とまどっていた。「確信なんて全然ないですよ」。ある意味イチかバチか。でも、走らなければ持ち味は出ない。だから走る。積極走塁が吉と出た。

 荒木の出塁に応えるように、2番・井端も技をみせた。3回はいつもの右打ちではなく、引っ張って三塁線を抜ける二塁打を放ち、得点につなげた。4回は四球で出塁し、青木の二塁打で荒木とともに生還した。

 「点につながって良かったです。(荒木とのコンビは)慣れてますからね。西岡にしろ、荒木にしろ、足が速いからやりやすい」

 走る荒木に、臨機応変に打ち分ける井端。「アライバは面白いね。何かしでかすんとちゃうかとね」と星野監督もにんまりだ。荒木は、22日の試合で死球を受けた西岡の代役。本番は1番・西岡が濃厚だが、荒木、井端の1、2番はやはり怖い。

(中日スポーツ)
16 . November
野球日本代表の星野仙一監督(60)が15日、北京五輪予選で中日の井端を「2番・指名打者」で起用するプランを持っていることを明らかにした。首脳陣は中日での同僚・荒木を試合終盤での代走と守備固めに使う方針で、星野ジャパンでは「アライバ・コンビ」が“一時解消”することになる。また、宮崎での練習試合初戦となる17日の西武戦には星野ジャパンのエース・ダルビッシュが先発登板することが確実となった。


 闘将の“アジア予選突破プラン”に新たなバリエーションが加わった。練習休日に報道陣と行った懇談で中日勢の起用法について尋ねられた星野監督。井端の使い方を聞かれ、こう言い切った。

 「指名打者? それはあるよ。1番に川崎とか西岡とか青木とか足の速いのをおいて、2番井端DHでも面白い。DHは大きいのを打つイメージがあるが、(井端をDHで使えば)一癖も二癖もある打線ができる」

 もともと、井端を仕事師とみている星野監督。この思いはアジアシリーズの試合を見て、ますます強くなった。この日も「SK(韓国)は“井端シフト”を敷いとった。でも、それをカキーンとかいくぐっていた」とくせ者ぶりを大絶賛。星野ジャパンでも特性を生かせないか…。こう考えての“井端DH構想”のようだ。

 投手のカンも働く。2番に井端のような硬軟取り混ぜたプレーをできる選手を置けば「何をしてくる?」と相手バッテリーは当然、警戒する。集中力も分散する。「投げる方としては嫌な打線になるぞ。『チョロチョロすんな。ジッとしとけ』と思うわ」と星野監督。オロオロする投手に中軸がドカンと痛撃を食らわす。これが闘将プランの理想なのだ。

 実は井端、03年のアテネ五輪アジア予選でDHに入った経験もある。それだけに、プランを打診した星野監督には「僕は国際大会でDHばかりなんです」とまんざらでもない気持ちを示したという。まさしく、あうんの呼吸。「オレが投げていても、(井端のDHは)いやな打線と思う」という闘将。アジア予選突破への布石を打ったといえそうだ。 


 井端-荒木のアジア一コンビと、西岡-川崎のWBC世界一コンビ。二遊間の呼吸を考えると、いわばセットでの起用法が最有力だったが、山本浩二内野守備コーチは今後の実戦テストで二遊間を固める方針だ。「セットのメリットはあるけど、それにはこだわらない。高いレベルの選手だからね。まあこれから、いろいろと試すわ」。井端-西岡、川崎-荒木の二遊間コンビも今後の壮行試合を含めた実戦の5試合でテスト。打線との兼ね合いも考え、臨機応変な守備陣形になるもようだ。

 もっとも荒木に関しては外野の守備力も評価されており、現段階ではここ一番での代走から外野の守備要員として起用する可能性が大。山本コーチは「荒木は若い時に外野もやってるから、代走から守りでゲームに入っていける」と言う。二塁手のライバル・西岡がスイッチヒッターという利点からスタメン起用が濃厚で、荒木に求められるのはここぞの場面での盗塁成功と外野の守備力。荒木自身も「外野の守備は大丈夫」と自信を見せており、与えられた持ち場で全力を注ぐことになる。

(中日スポーツ)
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