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19 . September
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31 . December
 完全優勝の道は減量と増量にあり。中日・岩瀬仁紀投手(33)と、井端弘和内野手(32)が30日、愛知県常滑市の常滑競艇場で行われたトークショーに出演。来季について、岩瀬は球のキレを戻すために、2キロの減量を、井端はカブスへ移籍した福留孝介外野手(30)の抜けた穴を埋めるため、一発増量の20本塁打、70打点、打率3割以上を誓った。

 プロ10年目に入る岩瀬が初めて減量を決意した。トークショーでオフの体のことを聞かれると、体重が気になりだしていることを告白した。

 「体は、今年は全体的に太り気味です。増えたからどうのと思いたくないのですが、球のキレを見てたら、もうちょっと絞りたいなと思っています」

 現在、岩瀬の体重は87キロほど。それを2キロほど減らそうというものだ。「感覚の中で調整しています」という左腕はベスト体重は設定していないが、今季、球のキレがもうひとつだった理由を体重増に求めた。今年の成績は2勝4敗43セーブの防御率2・44。昨年よりセーブ数は3つ増えたが、失点が10点増えて防御率が3年ぶりに2点台になった。

 生活パターンを変えることなく、体を動かしながら体重を落とせるのがベスト。でも、年齢的に自然減が難しくなってきていることを感じている。その対策は食事だ。

 「制限しないといけないのかなという部分はある。食事は少し制限しないと。肉を魚に変えることはしていないけど、野菜を多く取るように心がけてます」

 岩瀬は08年、前人未到の記録がかかっている。現在、3年連続40セーブ以上はすでに新記録になっている。また、デビューから9年連続で50試合以上登板の記録は、大洋(現横浜)で活躍した故秋山登氏とトップタイで、来季記録すれば単独トップになる。中日になくてはならない絶対的な守護神が来季も活躍するためには、減量が大事なのだ。

 「もともとは太る体じゃなくて、プロに入ってから増やそうとやって、(入団した時の74キロから)増えたのはいいけど、歯止めがきかなくなった」

 五輪予選のあった今月初めまでずっと野球をやっていたため、今は完全休養中。本格的に体を動かすのは1月中旬からで、減量もそこからスタートする。

  (山本諭)
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26 . December
 交渉を終えて帰りのエレベーターに乗り込んでからも、岩瀬は困った表情をしてつぶやいた。

 「悩むなあ」

 悩んで保留。条件提示への不満ではない。単年か複数年契約のどちらを選択するか、結論が出ない。異例の理由で保留したわけだ。

 「(11月に)単年、複数年の提示を受けたけど、どうしようかという部分で結論が出ませんでした」

 フリーエージェント(FA)権取得による交渉をしたのが11月8日。そのとき、球団からは単年契約なら4億3000万円、4年の複数年契約なら、1年目は4億2000万円で、2年目以降は変動するという提示を受けた。FA権行使をやめ、どちらかを選択することになった。約1カ月半の時間はあったが、真剣に考えられる状況になかったという。

 「二つに一つしかないけど、正直、今年は日本シリーズ、アジアシリーズ、五輪予選と出て、来年に向けて気持ちが切り替わってなかったので判を押せなかった」

 迷う理由はそれだけではない。複数年契約なら、4年間身分は保証される。だが、年俸変動制のため、単年契約とあまり変わらないという意識がある。「30歳代後半なら4年契約はいいけど」。現在33歳。単年で勝負できる自信もある。単年契約なら、FA権行使の可能性を残せることも頭にある。

 「そういうふうに受け止めてもかまわないです。だからといって、出て行くわけでもないです」

 約1時間の交渉。岩瀬が迷っていることを口にしたため、球団も結論は求めなかった。次回交渉は年明け早々にも行われる。

 「(次までには)結論を出さないといけないでしょう。あまり悩みたくないです。自分のことで悩むのは好きじゃないし」。どちらを取るか。心揺れ動く気持ちで年末年始を迎える。 (山本諭)
05 . December
 日本中が沸いた星野ジャパンの五輪切符獲得。全国のファンがかたずを飲んで見守ったのが2日の韓国戦勝利だった。負ければ、その時点で北京への道は閉ざされる。そんながけっぷちで踏ん張り、夢をつないだのは中日の守護神・岩瀬仁紀投手(33)。6回2死からのこん身の7アウト救援でチームを救った。運命の46球、そして「日の丸」の重み…。日本の誇る鉄人左腕が、あの瞬間の思いを手記につづってくれた。


 アジア予選で1位となり、北京五輪への切符を勝ち取ることができた。胸を張って日本に帰ってこれてうれしいし、正直ホッとしている。シーズンとはまた違った、言いようのない緊張感からようやく解放された。

 ぼくの登板は2戦目の韓国戦。強敵韓国との戦いは厳しくなると思っていたし、みんなも同じ考えだった。負ければすべてが終わる。その思いで、(川上)憲伸の後を受けて、6回途中からのマウンドに向かった。

 最初の打者に四球。コースギリギリの厳しいところに投げたつもりだったが、余計な四球だった。2死満塁。次の打者(趙寅成)を空振り三振に打ち取ったとき、自然にガッツポーズが出た。いつもよりポーズが大きいと言われたけど、無意識のうちに出ていた。絶対に打たれてはいけない思いだったし、韓国の打者もみんなすごい気迫で向かってきた。気持ちで負けずに投げられた。

 8回の続投は、7回を抑えたときに「もう1回」と言われた。最近は3イニングをまたいで投げたことがない。無事に予選を突破したから書けるが、マウンドに行くときは正直不安だった。

 でも、そんな表情は出せない。「すべてを出し切るんだ。そうしないと抑えられない」。そんな気持ちだった。あの何ともいえない緊張感の中で戦っていたからこそ、マウンドに行けたんだと思っている。抑えになってから46球も投げたことがない。出番はなかったが、台湾戦で投げられたかどうか。しばらくは投げられない状態だ。

 03年のアジア予選と04年のアテネ五輪を経験し、日の丸の重み、緊張感は分かっている。あの2大会を経験して、今回も参加したのは、投手ではぼくと上原だけだ。

 「始まるまではいつもと変わらないけど、始まったら別の空気が流れるよ」と若手には自分の経験を伝えた。実際みんなそう感じたと思う。前回は予選からの出場枠は2だったが、今回は1。苦しさでは今回の方が上だった。韓国戦は味わったことのない展開だったし、今回も重圧はすごかった。

 シーズンの休みがないまま代表に合流し、体はきつかった。最初は元気もなかった。でも、予選へ向けて調整すれば良かったし、ずっと試合が続いているわけではなかったので、照準は合わせやすかった。気力も充実していた。

 これでようやく休むことができる。いつもなら「これで休みだ!」と、しばらくは野球のことは全く考えないようにするのだが、今回はまずホッとしたのが先だ。

 北京五輪のことは選ばれてから考えたい。まずはドラゴンズの優勝を目指し、しっかり投げることが大事。北京に行くことになれば、今度こそ金メダルを手にして、銅で終わったアテネの借りを返したい。 (中日ドラゴンズ投手)
13 . November
 中日の岩瀬仁紀投手(33)は12日、名古屋市内で記者会見を行い、今季取得したフリーエージェント(FA)の権利を行使せず、残留することを正式に表明した。同投手は「よほどのことがない限り残ろうと思った。この球団でやりたい気持ちを持っている」などと語った。
 岩瀬は8日の球団との話し合いで、単年で4億円を超える金額と4年の複数年の条件を提示されたが、この日は「選択に関してはゆっくり考えたい」と話した。
 岩瀬は2005年にプロ野球タイとなる46セーブをマークし、06年にも40セーブを挙げて2年続けて最多セーブのタイトルを獲得。今季も43セーブをマークし、自身のプロ野球記録を更新する3年連続40セーブを記録した。今季は61試合に登板し、プロ野球タイとなる9年連続50試合以上登板を果たした。通算成績は531試合に登板して44勝25敗157セーブ、防御率1.97。

(元記事::時事通信)
24 . October
ヤンキースが、今オフにFA権を取得した中日・岩瀬仁紀投手(32)の獲得に動いていることが23日、明らかになった。8年ぶりの世界一奪回に向け、左腕の救援投手は来季の補強ポイントの1つ。今季、ライバルのレッドソックスは岡島秀樹投手(31)の獲得がリーグ制覇の大きな要因と言われており、ヤ軍もそれに対抗するように日本球界No・1守護神に狙いを定めた。

 名将トーリ監督の退団が決まり、来季、新体制でスタートを切るヤンキース。今オフは大型補強に動くことは確実で、米国内だけでなく、日本のFA市場にも目を向けている。ターゲットは、今季、日本プロ野球史上初の3年連続40セーブ以上をマークした中日不動の守護神・岩瀬だ。

 ある米球界関係者は「ヤンキースはシーズン中から岩瀬をずっとマークしている。メジャーのFAを含めてもリリーフ投手ではトップリストに挙げている」と明かす。日本シリーズ進出を決めたクライマックス・シリーズ(CS)でも4セーブをマークした左腕には、メジャーの複数球団が調査を継続。その中でも最も高い関心を示しているのがヤ軍という。

 今季、ヤ軍は94勝68敗でア・リーグ東地区2位に終わり、地区10連覇を逃した。ワイルドカードで13年連続のプレーオフ進出を果たしたものの、地区シリーズではインディアンスに敗退。ワールドシリーズ進出を決めた宿敵レッドソックスとの大きな差を露呈したのが、救援陣だった。特に左腕は37歳ビローンと新人ヘンの2人だけで、いずれも“敗戦処理”。来季は左のセットアッパー獲得が急務となっている。

 その背景にはレ軍・岡島の大活躍がある。昨年オフ、米国では全く無名だった左腕と2年契約。今季は66試合に登板し、3勝2敗5セーブ、防御率2・22と、首脳陣の予想をはるかに上回る大車輪の働きを見せた。ヤ軍にとっては、同じ1年目の井川がわずか2勝に終わった“失敗例”はあるが、日本人の救援投手が通用することは、ドジャース・斎藤、レンジャーズ・大塚らも証明済み。ヤ軍は抑えのリベラの衰えが顕著で、通算157セーブの実績がある岩瀬はうってつけの存在と言える。

 あとは岩瀬がどのような決断を下すか。関係者によると、中日への愛着は依然強いというが、FA権の行使については「シーズンが全部終わってから考えます」と態度を保留している。ヤ軍は日本シリーズ後の動向に注目しており「FA権行使→交渉解禁」となれば、猛アタックをかける。

 ≪岩瀬 日本ハム打線を警戒≫中日の岩瀬は4試合に登板したCSの疲れが残っていることもあり、この日はクールダウンに努めた。「疲れはあるけど、何とか処理したい。(日本シリーズは)移動日があるんで(登板)間隔は空きますからね」。日本ハム打線については「新庄さん、小笠原さんが抜けたけど、昨年より強くなっている」と警戒し「勝ちたい。CSに勝った意味がなくなる」と日本一を誓った。

(元記事::スポーツニッポン)
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