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19 . September
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12 . December
 中日・井端弘和遊撃手(32)のチャリティーコンペが11日、愛知県豊田市の南山カントリークラブで193人を集めて開催された。井端は「ホスト役」としてチャリティーオークションなどを盛り上げたが、今月下旬に予定されている契約更改交渉についても言及。今季の年俸2億2000万円から「セ・リーグ遊撃手の史上1位年俸」ゲットを視野に入れていることを明かした。これまでの同年俸ナンバーワンは横浜・石井琢朗が手にした2億5000万円だが、これを超えることが交渉のポイントとなる。

 “名声”も歴代最高を狙っていた。ベストナイン&ゴールデングラブ賞、4年連続でダブル受賞した井端の契約更改交渉は今月末。譲れない目標として描いていたのは遊撃手としての“セ界”最高年俸額だった。

 「セの最高? それはありますね。何とかと思っています。今年も全試合に出たし、いい成績は残せたと思っています」

 今季は故障に苦しみながらも全試合に出場して打率2割9分6厘。ポストシーズンでも活躍して53年ぶり日本一の立役者になった。今季年俸の2億2000万円からのアップは確実だが、最低ラインに設定していたのが05年の横浜・石井琢の2億5000万円。セ・リーグ遊撃手の史上最高額で、不可能な額ではない。実は昨年オフの交渉でも狙っていた“名誉”だった。

 今年で4年連続のダブル受賞になったが、実はセ・リーグでは2年連続すらいない大記録。守備面でもグラウンド状況の違いはあっても、かつて5年連続でゴールデングラブ賞を獲得したヤクルト・宮本が守備率9割9分以上が1回しかないのに対して、井端は4年連続で守備率9割9分以上をキープしている。さらに今季は盗塁でも自己最多の23盗塁をマークした。球団への“強調材料”はいくらでもある。

 「いずれは(球界で遊撃手の)最高をと思っています。そのためにも今年は、という気持ちですね」。ちなみに遊撃手の日本プロ野球史上最高年俸は03年の西武・松井稼(現米大アストロズ)の3億5000万円。来年以降に届くためにも今季の攻防ラインは3億円前後か。

 この日、人気を二分する福留の退団が決定。もう1人のスター選手である井端に対して、どういう評価をするのか、注目が集まる。
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04 . December
 長い長い“真剣勝負”からようやく解き放たれた。ゲームセットの瞬間、川上が荒木が喜びを爆発させる。クライマックスシリーズ、日本シリーズ、アジアシリーズ、そして五輪予選…。落合竜を支える5選手にとっても最高のフィナーレだ。

 「勝ててよかった。いろいろあったけど、最後にいい形で終われてよかったですね」。7点リードの9回に代走で出場、10点目のホームを踏んだ荒木が安堵(あんど)の表情を浮かべていた。結局、最終戦で出場した中日勢は荒木だけ。だが、前日に2イニング32球を投げた川上は5回にブルペンで投球練習。岩瀬もまた心の準備はできていた。初戦のフィリピン戦で左ふくらはぎに死球を受けた井端は、途中から宮本に代わって一塁コーチャーとして声をからした。最後の最後も日本代表の一員としてともに戦った。

 疲れがないわけがない。メンバー24選手の中で中日勢の5人が1番多く“真剣勝負”の場に身を置いてきた。休みといった休みもなく、アジアシリーズが終了した直後に宮崎合宿に合流。「たぶんレギュラーシーズンの延長だったら体はつぶれていますよ。でも、負けられないという状況が自分を支えているんだと思う」。しみじみ語った岩瀬の言葉がすべてだろう。自らを鼓舞して12月まで戦ってきた。

 星野監督の胴上げではまだ痛みの残る井端が両手で支えていた。川上に岩瀬、荒木、森野も含めてかつて指導を受けた恩師を喜ばせたいという思いもあったはずだ。3月30日の開幕戦から数えて計161試合。「やっと終わりましたね」と岩瀬。これからゆっくり休んでもらおう。

(中日スポーツ)
02 . December
 足を抱え込んだまま、打席に転がり込んだ。井端(中日)が6回の打席で左ふくらはぎに死球を受け、そのまま交代。試合後もスタッフにかつがれたまま宿舎へ帰った。

 「痛い? うん」

 顔をしかめて、井端はひと言発しただけだった。いろんな小技ができるため、星野監督からも高く評価され、中日勢で唯一、2番・指名打者として初戦の先発出場を果たした。4打数無安打と、力は出し切れなかったが、初回は二盗を決めてチャンスを広げることができた。

 それだけに死球があまりにも痛すぎる。「ダメ。こういうことが怖いんや」と星野監督は顔をしかめた。つなぎの攻撃をするには、井端が2番で活躍してくれることが必要条件になる。「痛がらないやつが痛がっていたからな。2番井端は打線の目玉だったから。2番もDHもばらさないと」と田淵ヘッド兼打撃コーチも心配する。

 井端は選手宿舎でも背負われたままで部屋まで戻った。アイシングと電気治療で回復を目指し、韓国戦の出場は様子を見て決めることになっている。井端はけがをしても、翌日は痛みをこらえて試合に出てきた。ピンチだが、簡単には引き下がらない。 (中日スポーツ)
12 . November
 ◆KONAMI CUP アジアシリーズ2007最終日 ▽決勝 SK5-6中日(11日、東京ドーム) 中日がSK(韓国)に逆転勝ちし、初のアジア王者に輝いた。予選リーグは2位通過だったものの、この日の決勝では初戦で敗れたSKに対して終盤、追いつかれながらも9回に井端の適時打で勝ち越し、最後は守護神・岩瀬で締めた。今シーズンと似たような展開で2位からアジアの頂点に立ち、日本勢としては初代王者のロッテ、昨年の日本ハムに続く大会3連覇を達成。MVPには、この試合の決勝打など7打点を挙げた井端が選ばれた。

 苦しみ抜いたからこそ、表情は穏やかだった。1点リードの最終回、守護神・岩瀬が3者凡退で締めて、4時間に迫る激闘にピリオドが打たれた。歓喜の瞬間をかみしめるかのようにゆっくりとマウンドへ近づく落合監督。ナイン全員と握手を交わした後、4度、宙を舞った。「勝って、ほっとしています。安堵(あんど)感がある」重圧から解放された指揮官は、お立ち台でようやく表情を崩した。

 最後は意地だった。2点リードの8回、セットアッパーの岡本が、2死から同点2ランを浴びた。しかし、直後の9回、先頭の代打・上田が四球を選んで出塁。続く藤井が送りバントを決めると、2死後に井端が中前へ決勝適時打を放った。MVPにも選ばれた殊勲の2番打者が、胸を張った。「ロッテ、日本ハムがチャンピオンになっていた。ドラゴンズも勝ちたかった」シーズンから続く、手堅いオレ流野球で決勝点をもぎ取った。

 指揮官が1年に2度宙を舞うのは、球団史上初の快挙だ。初の日本一を達成した1954年は、リーグ優勝時にマジック対象の巨人が試合に敗れて決まったため、胴上げは日本シリーズを制した時の1度だけ。「中日は2度、胴上げができない」というジンクスを吹き飛ばしてみせた。

 8日の初戦で3-6と完敗したSKにリベンジを果たして、アジアの頂点に立った。お立ち台では「まずは、選手をゆっくりと休ませたい」と話した落合監督だが、会見場では「監督に休みはない」と気持ちを切り替えた。14日からはナゴヤ球場で秋季キャンプが始まる。「井端、荒木に続く若いヤツを、どう育てるかだ」と視線を先に向けたオレ流監督の戦いは、まだまだ終わらない。

 【表彰】▽優勝(中日) 賞金5000万円、コナミカップトロフィー、ペナント、読売新聞社賞▽準優勝(SK) 賞金3000万円▽他チーム 賞金1000万円▽MVP(井端内野手) 賞金100万円

(元記事::スポーツ報知)
24 . October
 日本一への練習が23日から始まった。午後2時に選手たちがナゴヤドームへ集結し、汗を流した。ドラ番山本が気になったのは井端。20日のクライマックスシリーズ第3戦で左ひじに死球を受け、翌日も痛みを訴えていたからだ。

 動きに注目していたが、打撃、守備練習を普通にこなした。特に痛がる様子もない。練習後、直撃すると、前向きな答えが返ってきた。

 「ひじの痛み?(痛かったことも)忘れていました。気にせずやれましたよ」

 CSは17打数5安打で打率2割9分4厘。何よりチャンスでの4打点が光った。公式戦残り2試合で、昨年まで打ち慣れた2番に座り、それ以降、1番荒木とのコンビネーションも抜群。

 日本シリーズは昨年のリベンジになる。でも、日本ハムが強敵であることは井端も重々承知している。どちらも守りのチーム。大変な戦いになることは覚悟している。

 「向こうも、こっちもピッチャーがいいから、接戦になると思います。よく似た守りのチームですからね。何勝何敗でもいいから、4勝できればいいんです」

 4連勝でも、4勝3敗でも優勝は優勝。もう、けがの心配はいらない。荒木とのコンビを日本ハムスコアラー陣は警戒しているが、その網をかいくぐって、落合野球の申し子が攻めまくる。 (中日スポーツ)
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