忍者ブログ
22 . September
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

21 . December
 野球ファンのみならず、幅広く、根強く、そしてマニアックに支持されているドラゴンズのマスコットキャラクター・ドアラが、ついに著書を発売することが20日、明らかになった。その名も『ドアラのひみつ』(仮称)。『女性の品格』など大ベストセラーを数多く出しているPHP研究所から、来年2月下旬に発売される。

 10月に行われたヤフーの「12球団人気マスコットランキング」で堂々の1位に輝き、動画サイトでもそのコミカル(不気味?)な動きが広く注目されている。今やネットアイドルの道をばく進しているドアラ。シーズンオフもトークショー(トークできるのか?)や雑誌のインタビューなどの出演依頼はチームトップと、その勢いは増すばかりだ。そんなドアラ人気に着目した同研究所が、ドアラ側に接触を試みて、選手をさしおいての出版が実現した。

 いわゆるキャラクターブックを意識しつつ、写真と本人の語りを交えてその“生態”を紹介している。価格は1000円で、初版7000部。全国の主要書店などで販売される。

 「いずれはナゴヤドームをボクの力でいっぱいにしたい。本はあくまでも通過点です。マスコット界の1位を目指します」

 球団広報部を通じて著作への思いを口にしたドアラ。その野望は野球界制覇を突き抜け、打倒・ミッキーマウス、スヌーピーにまで向けられているようだが…。好き放題のパフォーマンスで名をはせたドアラが、誕生15年目にして出版界に参入だ。
(中日スポーツ)
PR
19 . December
打倒巨人へ、セ・リーグV奪回へ、落合竜が早くも動きだした。53年ぶり日本一に輝いた中日が来季、各球団担当制を敷くスコアラー陣を再編することが17日(日本時間18日)、分かった。戦力を増強し、最大のライバルとなる巨人担当には、今季のヤクルト担当スコアラーとして17勝7敗と大きく勝ち越した筒井正也スコアラー(31)を投入。落合野球の生命線である“頭脳班”も万全の体制を整えて新シーズンに挑む。

 チーム強化は戦力補強だけではない。リーグV奪回を見据え、落合監督は既に秘策に着手していた。敵のスキを突き、自分たちの野球を貫く落合野球が今年の頂点にのぼり詰めたのは、強い“頭脳班”の働きがあってこそ。日本一を機に、各球団1人ベタ張りの体制を敷くスコアラー陣が3年ぶりに再編されることになった。

 「プレッシャーはありますが、その分やりがいも感じています。ぼくの力など知れていますが、少しでもチームに貢献できれば」

 こう武者震いするのは筒井スコアラーだ。今季までは2年間、ヤクルトを担当。今季17勝7敗と大きく勝ち越した好成績が認められ、来季の巨人担当に抜てきされた。

 巨人といえば、当面の最大ライバル。今季はリーグ優勝を奪われた上、ヤクルトの主戦としてセ・リーグ最多の今季16勝をマークしたグライシンガー投手、横浜の守護神として最近3年間で8勝84セーブを稼いだクルーンを獲得した今オフの戦力補強は中日にとっても脅威だ。今季の巨人戦は勝率5割(12勝12敗)だったが、パワーアップした宿敵を倒すのに、より強力な“偵察力”は欠かせない。

 優秀な人材は大事なところで起用するという落合監督の方針のもと「各自に刺激を与える意味でもシャッフル(入れ替え)は必要。(新担当は)これまでの成績や仕事ぶりを見て総合的に判断した」と田中監督付スコアラーは再編に踏み切った理由を説明した。

 スコアラー陣は、春季キャンプから担当球団に張り付いている。他球団ではマネできないようなシステムで、スコアラー陣の人件費や必要経費は惜しまないのが落合野球。敵の欠点、攻略法を見抜いては、自チームでのミーティングで、的確に選手や首脳陣に伝達することが重要な任務である。

 「巨人の打線が強いことは分かっていますが、どこに投げても打たれるというわけではない。“ここに投げれば抑えられる”というところを探して報告したいと思っています」と筒井スコアラー。リーグ優勝、日本一、アジア一の3冠を狙う来季は、首脳陣、選手とともに、頭脳班の“エース”も落合竜の命運を握ることになる。 
(中日スポーツ)
19 . December
中日・朝倉健太投手(26)が17日(日本時間18日)、日本一の優勝旅行先の当地で「左打者制圧」の誓いを立てた。今季被打率は右打者が2割1分8厘で“セ界最強”の右打者キラーだった。その一方で、左打者には3割3分4厘と、かなり打ち込まれた。その反省から、スライダーの改良を決意。懐をいかに攻めるかが左封じのポイントだ。

 目の前にはオアフの青い海。潮風を全身で浴びながらも、思いは自分への「なぜ」に向けられていた。

 「今年よりいい成績を残そうと思うと、左打者だと思うんです。右は来年もある程度、手ごたえはありますから、左を何とかしなきゃと思っています」

 防御率と投球回数は竜投でナンバーワン。だが、朝倉がそこからのプラスアルファを求めれば、自然と行き着くのが「左打者」の壁だ。抑えている。そして打たれている。そのコントラストに朝倉も気づいている。

 右打者の今季被打率は2割1分8厘。これはセ・リーグトップの数字(規定投球回数到達者)である。一方、左は3割3分4厘まで跳ね上がる。偶然ならば捨て置けばいいが、残念ながら必然なのである。

 「右にはシュートがありますからね。左にも投げないわけじゃないですが、少しでも甘く入るとやられてしまう。(右も左も)いかに内角を攻めるかだと思うんです。ストレート? 今のボクはそこまで速くないですからね」

 得意のシュートがあるからこそ、右打者は制圧している。欲しいのは左打者の内角を攻める球。朝倉が改良を決意しているのがスライダーだ。「ボクには恐らくカットボールは無理だと思うんで、速く、鋭いスライダーにできればと思っているんです」。空振りはいらない。ほんの少し詰まってくれれば…。朝倉がもう一段、上の世界に飛べるかどうかは、この改良スライダーにかかっている。
(中日スポーツ)
18 . December
日本一旅行の真っ最中に竜の新選手会長が決定した。16日、前会長の井上が荒木雅博内野手(30)を指名し、快諾。即座に“荒木内閣”が組まれ、朝倉、森野両副会長が留任し、新任は山井大介投手(29)が副会長に、中田賢一投手(25)が会計担当となる。新会長は「井上路線」の継承、発展を所信表明した。

 カメハメハが眠るホノルルの街で、竜の新たな大王ならぬ会長が誕生した。井上前会長による人選は少々長引いたが、荒木で一本化。指名、受諾、組閣と一気に1日で終えた。

 「去年、今年と井上さんが、今までやってなかったことをやってきました。ボクもそれを引き続いてやっていきます。井上さんの後っていうのはすごいプレッシャーですが、頑張ります」

 選手とファン、グラウンドとスタンドの距離を縮めたと評価される井上時代。荒木新会長はその路線継承を誓いつつ、発展のための強権もにおわせた。

 「崩さないように、それでいてあらためて大きくしたい。そのために主張するところは主張します。ボクのやりたいようにやらせてもらいます」

 独裁は受け入れられないが、何もかも全員一致を待っていては物事は進まない。少々強引なのもリーダーシップ。「おとなしい」とされてきた荒木が、会長就任を機に我を出すという決意を示したのだ。同級生・福留のメジャー移籍。三十路(みそじ)に入り、気が付けば引っ張る立場に回っていたということだ。

 チームリーダーである一方で、ここ数年の選手会長は「労使交渉」の当事者としての責任も増大している。直近の重要課題はFA権の期間短縮。今季までは会計担当だった荒木は“二階級特進”となり、12球団の総会にも出席する。

 「今までもそういう会合には出たことはありますが、奥までわかっていないんで…。力を入れて考えていきます。まずは2年は勉強します」

 当面の任期を自ら設定した。ハワイ発、荒木の所信表明。地位は人を育てるともいう。会長就任が選手・荒木をも大きくするかもしれない。
(中日スポーツ)
17 . December
当地滞在3日目の15日(日本時間)、竜の『FA予備軍』が契約への思いを口にした。井端弘和内野手(32)ら、来季はフリーエージェント(FA)権を取得予定の主力がズラリ。福留が流出した今季以上の“激震”が起こる可能性もある。

 ゴルフに観光、ショッピング…。体はハワイを満喫しつつ、心はときに現実に飛ぶ。日本代表5人を中心に、なお来季の契約を更改していない選手がいる。その中には火種となりかねない顔ぶれが並んでいる。

 「どういう評価をしてくれるのかっていう意味では、すごく楽しみにしています。なかなか(交渉の)時間がとれないんですが、何とか25か6日くらいには…」

 ゴルフを終え、こう話したのは井端。4年連続の全試合出場、ベストナイン、ゴールデングラブ賞という実績を後ろ盾に年内に初交渉を行う。目指すは年俸2億2000万円からのジャンプアップ。その前後には森野、荒木、川上も交渉日程が組み込まれそうだ。

 もちろん、まずは来季の契約を更改すること。だが、井端が「楽しみ」という言葉を使ったのには、さらなる含みがある。井端は110日、荒木は6日、川上にいたってはわずかに3日。順調にいけば、あとこれだけの1軍登録日数でFA権を取得する。中村紀は2度目の権利にあと1年(145日)と迫っており、さらに機構側と選手会が交渉中のFA短縮が実現すれば、森野も射程内となる。

 最大5人! しかもエースとレギュラー。4人(岩瀬、平井、渡辺、福留)が取得し、福留が流出した今季以上の『FA危機』に見舞われる可能性も大いにある。川上は球団にメジャー挑戦を願い出た過去がある。井端は残留が基本線とはいえ、遊撃手不足の球界では宣言すれば争奪戦必至。主力級が「あれは見ていてさびしかった」と口をそろえたのは、今季の福留への4年17億円という提示条件だ。それだけに「1年前」となる今季の球団提示に、それぞれが興味津々なのだ。

 「ボク、ハワイで夢を見ました。球団から『低姿勢でいてくれたら、金額を上げてやる』って」。夢のお告げを苦笑いで明かしたのは荒木だ。もちろん、全員が中日愛をもっているのは間違いない。だが、愛を貫くには誠意も必要だ。一歩間違えば、黄金期どころか2009年からのチームは崩壊する。帰国後の交渉ラッシュに、将来のチーム像もかかっている。 
(中日スポーツ)
Powered by NINJA BLOG  Designed by PLP
忍者ブログ / [PR]